凛とした姿に、老舗の美学を味わう『本むら庵 荻窪本店』@荻窪
百年続く、石臼挽き・自家製粉の蕎麦の名店。ここでは「鍋焼きうどん」までもが凛とした美しい風情を見せてくれる。ふたを開ければ、湯気の向こうに大きな海老天がどんと鎮座し、澄んだツユには凛々しい結び三つ葉が浮かんでいた。
鍋焼きうどん2600円
鍋焼きうどんはどこも似ているようでいて、その細部に店の流儀が宿る。角型の焼きかまぼこを大きな三角形に切るのは、ここならでは。玉子は生ではなくあえての茹で玉子。「ツユが濁らないように」と聞けば、なるほどと思う。
「煮詰まることを考え、少し薄めに仕上げます」とは4代目の小張勝彦さん。
中太の手打ちうどんが、そのツユによく馴染む。途中、薬味の大根おろしを加えると、味わいに清々しさがスッと広がる。
変わらないおいしさにはちゃんとワケがある。最後のひと口まで楽しませてくれるのは、やはり老舗の底力だ。
【種自慢!】
・海老天
・茹で玉子
・かまぼこ
・湯葉
・お麩
・煮人参
・煮竹の子
・煮椎茸
・長ねぎ
・三つ葉
店主:小張勝彦さん「旬のお料理やお酒と一緒に楽しむのもまた格別ですよ」
[店名]『本むら庵 荻窪本店』
[住所]東京都杉並区上荻2-7-11
[電話]03-3390-0325
[営業時間]11時~21時半(21時LO)
[休日]火、第1・3水(祝の場合は営業、翌日休)※12月31日は営業、年始休業あり
[交通]JR中央線ほか荻窪駅西口から徒歩8分
撮影/貝塚隆(敷島、小進庵、三国一)、西崎進也(蔦や、本むら庵)、取材/池田一郎(敷島、小進庵、三国一)、岡本ジュン(蔦や、本むら庵)
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