全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・人形町の居酒屋店『焼酎処さつま』です。
錫ジョカでいただく前割りの至福
『さつま』の店名が物語るように、オープン以来18年、焼酎とそれに合う料理をテーマとした骨太な店である。芋焼酎は、鹿児島を中心に味わい深いものが揃うが、中でも昔から懇意にしているという国分酒造の焼酎のお湯割りがいい。
例えば同蔵のレギュラー酒「さつま国分」の蒸留すぐをそのまま瓶詰めした“新焼酎原酒”。その少し荒々しい力強さがたまらない。あるいはもっとほっとする味わいをご所望なら、「いも麹芋」「蔓無源氏」、ふたつの銘柄が6:4で前割りされて控えている。これを燗につけ、錫のジョカでいただくのだ。なんともまろやかにして、芋焼酎らしい甘い風味にただただ体がほどけていく。
ここに合わせたいおすすめと言えば、まずは「自家製さつま揚げ」だ。イトヨリやアゴを使ったすり身がふわっふわ熱々で供され風味抜群。その旨みが口中で焼酎の力強さと拮抗する。
自家製さつま揚げ780円、本日の刺身盛り合わせ1人前1600円※写真は3人前、前割り黒ジョカ2合1300円

日替わりで豊洲から入れる鮮魚の刺身もピカピカでイキがいい。やや厚めに切られ、エッジの立った刺身を口に入れたら熱い焼酎を流し込もう。これまた合う、合う。焼酎の醍醐味を味わうならお湯割り。そのための装置は揃っている。
店主:小杉勇人さん「さつま鶏水炊きなど鍋もおすすめです」
人形町『焼酎処さつま』
[店名]『焼酎処さつま』
[住所]東京都中央区日本橋人形町2-2-6藤井ビル1・2階
[電話]03-6914-9884
[営業時間]17時〜翌2時(フード24時15分、ドリンク翌1時10分LO)
[休日]日・祝
[交通]地下鉄日比谷線人形町駅A1出口から徒歩1分
撮影/大西陽、取材/池田一郎
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※画像ギャラリーでは、芋のお湯割りに合う絶品料理の画像をご覧いただけます
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年3月号発売時点の情報です。
■おとなの週末2026年6月号は「ビールは旅。」






