全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、岩手・盛岡の喫茶店『羅針盤』です。
次世代へ引き継がれ静かに育まれる名店の記憶
ここはかつて45年続いた『六分儀』という喫茶店だった。店主が節目を迎え店を閉じると、学生時代に通った蕪木さんは手紙を書いて店を引き継ぎたいと願い出た。船の現在地を知るための計測器・六分儀から、2018年に航行先を決めるための道具・羅針盤へ生まれ変わった。
店に入ると一転、静謐な空間。シャンソンが流れている。木板を斜めに組んだヘリンボーンスタイルの床、亜麻色になった白壁と縦板張りのツートーンの壁、差し色になっている真紅のクッション。ヨーロッパの山あいの村にこんな駅の待合室があったような……。「あ、いいかも」という寛ぎがある。
東京から移住した店長の菅間唯さんはコーヒーを丁寧に淹れてくれる。
『蕪木』で焙煎した豆を盛岡の空気に合わせてブレンドしたものだ。ひと口……、強く実感した。来たよ盛岡。
季節のチョコレート菓子750円、禾ブレンド750円
盛岡『羅針盤』
[店名]『羅針盤』
[住所]岩手県盛岡市中ノ橋通1-4-15
[電話]019-681-8561
[営業時間]10時〜17時(16時半LO)、土・日・祝は9時〜
[休日]月
[交通]盛岡巡回バスでんでんむし「盛岡バスセンター(ななっく)前」から徒歩2分
撮影/浅沼ノア、取材/渡辺高
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※月刊情報誌『おとなの週末』2026年4月号発売時点の情報です。
■おとなの週末2026年6月号は「ビールは旅。」














