×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

【安堵】旨い料理、お酒、活気で明日も元気に!『季節料理 小伝馬』

良店を見分けるコツのひとつに品書きのワクワク度があると思うのだが、この店はドンピシャだった。A4サイズに手書きでびっしり、日替わりの魚料理を中心に自家製カレーから幻とされる名店の餃子まで食べたいもん目白押し!

「テーマはハレの日よりケの日。居酒屋は肩の荷を下ろす場、毎日でも楽しめるよう栄養も考えてますよ!」とは3代目の福間大地さん。祖母が始めた店を家族や仲間と守るその姿勢は実に気持ちがいい。

さてまずは看板の海鮮からいきますか。自慢のマグロは赤身、トロ、希少な脳天を食べ比べできるのもうれしい限りだ。

本日の刺盛り2750円、お店で手作り!春の揚げたてがんもどき638円

『季節料理 小伝馬』(手前から)本日の刺盛り 2750円、お店で手作り!春の揚げたてがんもどき 638円 名物のマグロも入る。春は山ウド、夏はトウモロコシと季節で具が変わるがんもどきも人気

仕入れは「浮気をするな」の祖母の教えで信頼関係を築く仲卸から優先的にいい物が手に入るとか。

つまみは季節で具が変わる揚げたてのがんもどきを。粋な旬の味に気づけばお酒も2杯3杯、美味に酔いしれ心も軽やか。明日も頑張ろっかな!

『季節料理 小伝馬』(左)2代目 福間善行さん、(右)3代目 福間大地さん

2代目:福間善行さん、3代目:福間大地さん「60年以上前に創業。小伝馬駅近から移転して10年です!」

『季節料理 小伝馬』

[店名]『季節料理 小伝馬』
[住所]東京都中央区日本橋横山町3-15
[電話]03-6206-2770
[営業時間]11時半~13時20分LO、16時半~22時(21時LO)、土:15時~21時(20時LO)
[休日]日・祝
[交通]都営新宿線馬喰横山駅A1出口などから徒歩2分

【安堵】路地裏に息づく伝説の味『朝から居酒屋 一亀』

皆さんは覚えているだろうか。いや、そもそもご存じだろうか。JR神田駅高架下で半世紀近く愛された「升亀」という伝説の大衆酒場を。

サラリーマンはもちろん、高円宮殿下も度々訪れた名店が閉店したのは2013年のこと。その後、従業員有志が集まって歴史ある味を受け継いだ。それがここ「一亀」である。

開業時は集客に苦労したそうだが、かつての常連客に助けられ、13年経った今も家族同然のスタッフ一丸で奮闘中。通し営業だってそのまま、看板に燦然と輝く升亀時代からの謳い文句「朝から居酒屋」の文字にもうれしくなる。

メニューは当時の味をほぼ残しており、名物の「いかげそ天ぷら」と「ジャンボメンチカツ」も変わらぬスタイルだ。

いかげそ天ぷら605円、紅生姜天528円

『朝から居酒屋 一亀』(手前から)いかげそ天ぷら 605円、紅生姜天 528円 天つゆをかけて提供する名物の「いかげそ天ぷら」は衣にダシが染みた味がクセになる

昔を知る人は懐かしさに小躍りするはず。一方、「巣作りポテトサラダ」など新たに工夫した「一亀」名物も。物語は続く!

『朝から居酒屋 一亀』共同経営 (後右)山本明彦さんと(前左)坂井吉美さん、(前右)料理長 遠藤雄三さん、(後左)スタッフ 坂井優佳さん

共同経営:山本明彦さんと坂井吉美さん、料理長:遠藤雄三さん、スタッフ:坂井優佳さん「伝統の味を守り一から始めようと一亀。今も頑張ってます」

『朝から居酒屋 一亀』

[店名]『朝から居酒屋 一亀』
[住所]東京都千代田区岩本町1-8-5
[電話]03-3862-1709
[営業時間]10時~22時、土:11時~21時、祝:12時~20時
[休日]日
[交通]地下鉄日比谷線小伝馬町駅2番出口から徒歩3分

散策しつつ、江戸の一面に思いを馳せる

江戸時代、奥州街道沿いの大伝馬町は華やかな商業地として栄えたが、小伝馬町は江戸時代最大の伝馬町牢屋敷があるなど暗い側面のある町だったそう。

伝馬町牢屋敷

しかし、それも昔の話。伝馬町牢屋敷は江戸の面影を色濃く残し、路地を挟んだ向かいの十思スクエアには牢屋敷のミニチュアなどがある展示館や石垣、さらに十思公園内には牢屋敷で処刑された吉田松陰終焉の地の碑なんてものもある観光スポットだ。

公園に残る「松陰先生終焉之地」の碑

人形町〜大伝馬町〜小伝馬町にかけて散策すれば、江戸時代の様々な側面を垣間見ることができる。歩き疲れたら十思スクエアの銭湯でひと休み。でもって紹介店で舌鼓なんていかがですか?

撮影/西崎進也(シュヴァル、中ノ森、一亀)、浅沼ノア(ダリア食堂、小伝馬)、取材/肥田木奈々

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、小伝馬町で出合った絶品料理の画像をご覧いただけます

月刊情報誌『おとなの週末』2026年5月号発売時点の情報です。

『おとなの週末』2026年5月号

■おとなの週末2026年6月号は「ビールは旅。」

『おとなの週末』2026年6月号
icon-gallery
icon-prev 1 2
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

『おとなの週末』編集部
『おとなの週末』編集部

『おとなの週末』編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌『おとなの週末』。2026年5月15日発売の6月号では、「ビール…