ラー油香るつゆで極太そばを味わう、伝説を受け継ぐ「冷たい肉そば」-大手町『港屋2』
かつて、日本一行列のできる立ち食いそば店と言われ、一世を風靡した東京・虎ノ門の『港屋』。2019年2月に惜しまれつつその伝説に幕を下ろしましたが、その流れを継ぐ店として、連日多くのお客さんで賑わっているのが大手町の『港屋2』です。
店内は黒を基調としたムーディーな雰囲気。ジャズがBGMとして流れており、黒い大理石風の大テーブルで立ち食いするという、一般の立ち食いそば店とは一線を画したスタイリッシュな空間です。
メニューは「冷たい肉そば」(1200円)だけ。ラー油入りの甘辛いつゆに、たっぷりの豚肉と刻みのり、ねぎ、ごまがのった太めのそばをつけていただく、港屋直系の一品です。
豚肉と刻みのりをまとった極太のそばを、ラー油の赤みが差したつゆにくぐらせて口に運ぶと、力強い歯ごたえとともに、甘辛いうま味が一気に広がります。さっぱりとした豚肉にラー油風味のつゆが絡み、噛むほどに肉の旨みとそばの香りが重なっていく、ほかではなかなか味わえない一杯です。
午前11時30分の開店から午後2時30分の閉店まで、店先には絶えず列ができる人気ぶり。それでも、立ち食いでメニューは「冷たい肉そば」一品のみとあって、思いのほか回転はスムーズ。少し並んででも、ぜひ味わって欲しい一品です。
[店名]港屋2
[住所]東京都千代田区大手町1-9-1 星のや東京1階
[営業時間]11:30~14:30(月~金)
[休日]土・日・祝日
[交通]東京メトロ「大手町駅」より徒歩2分
【著者紹介】
シュウスケ。ライターとして求人サイトの広告制作に携わる一方、ライフワークとして立ち食いそば店巡りを続けている。気軽においしいそばが味わえる立ち食いそば店をこよなく愛し、これまでに300店以上を訪問。店ごとの一杯の個性と、その店ならではの空気感を伝えることを大切にしている。現在、東京都と島根県松江市で2拠点生活をしており、noteで情報発信中。












