■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:ぶと
餢飳は、奈良時代に遣唐使によって中国から日本へ渡ってきた「唐菓子(とうがかし)」と呼ばれる古代のお菓子のひとつです。
平安時代の辞書にもその名が確認できます。「伏兎」と書くこともありますが、これは伏せたウサギのような形にちなむとされます。「餢飳」という漢字の由来ははっきりとはわかっていません。
米粉や小麦粉を練り上げた生地で小豆の餡を包み、油でじっくりと香ばしく揚げて作られます。
このお菓子は、人々の日常の食べ物というよりも、神様にお供えする「神饌(しんせん)」として使われてきました。いまでも、奈良の春日大社などの神事において重要な供物として作られています。
神様に供える餢飳そのものを買うことはできませんが、奈良の菓子店「萬々堂通則」では、その形をもとにした「ぶと饅頭」を販売しています。こしあんを包んで揚げた菓子です。
そのまま食べても美味ですが、おすすめなのは、オーブントースターで軽く表面を温め直す食べ方です。表面のサクサク感がよみがえり、中の餡も温まって出来立てのような風味が味わえます。
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