アシカにペンギンに、テッポウウオ。ゆるっと楽しいふれあい体験
こちらの魅力は巨大水族館とは違う、ここならではの空気感。最も大きな水槽でも水量350トンで、沖縄美ら海水族館の7500トン、大阪海遊館の5400トン、あるいは葛西臨海公園の2200トンなどと比べてしまえば桁が違うわけですが、むしろ肩の力が抜けるアットホームで楽しい空間となっています。
訪問時には、屋外プールでアシカのショーを見学したほか、ペンギンとのふれあい体験も。フンボルトペンギンのふれあいイベントは追加料金不要で毎日実施されているとのことで、希望者は列に並んで手を消毒した後、飼育員さんの膝に乗ったペンギンをそっと触らせてもらえます。この日のペンギンは飼育員さんの膝の上でうっとり目を閉じている様子で、つい東京で留守番をしている飼い猫を思い出してしまいました。
また、もうひとつ面白かったのが、こちらも毎日おこなわれているテッポウウオのパフォーマンス。ご存知の通り、テッポウウオは口から勢いよく水を飛ばして木の上の虫を撃ち落とす特技の持ち主なわけですが、こちらでは餌をパネルに貼り付けることでこの「狙撃」を再現。思わず「おぉ~」と声が出ること請け合いです。
ほかにもトドやコツメカワウソ、長期飼育は全国でも珍しいというタチウオなど見どころたくさん。厳島神社で引き返さず、ぜひ足を伸ばしてみてください。9月末に筆者が訪れた際も、厳島神社は荒天にも関わらず外国人旅行者を含め超がつくほど長蛇の列ができていましたが「みやじマリン」はゆったり。混みすぎず空きすぎずの心地良い賑わい具合で、宮島滞在がより楽しい思い出になりました。
画像ギャラリーでは、宮島に渡るフェリー内で「あなごめし」と地元のお酒を楽しむところから宮島~「みやじマリン」の様子を画像でご紹介しています。
ちなみに、おと週Webを運営する講談社BECKでは、「みやじマリン」も掲載されている『新版 全館訪問取材 中村元の全国水族館ガイド129』を今年6月に発売しています。日本唯一の水族館プロデューサーである中村元さんが129もの水族館を実際に取材してまとめたもので、単なるガイドブックに留まらず展示の仕掛けから舞台裏のドラマまでプロの視点で徹底解説。水族館の見え方がガラッと変わる内容となっていますので、ご興味があれば是非お手にとってみてください。
みやじマリン 宮島水族館
[住所]広島県廿日市市宮島町10-3
[電話]0829-44-2010
[営業時間]9時〜17時(最終入館16時)
[休日]無休(施設整備・点検のため臨時休館あり)
[料金]大人1420円、小・中学生710円、幼児(4歳以上)400円、4歳未満無料
[交通]宮島桟橋から徒歩約25分、またはメイプルライナー(乗合バス)で約10分


















