全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・四ツ谷のとんかつ&焼鳥店『とんかつ&焼鳥An 四谷店』です。
巧妙な火入れと余熱で仕上げる軽やかさは健在
『ポンチ軒』の前身である『赤坂フリッツ』のとんかつが復活と聞けば、食べに行かずにはいられない。レシピは、『ポンチ軒』で料理長を務めた齋藤元志郎氏から伝授されたという。
ポイントは、脂身と肉の間の筋を丁寧に切り、肉を叩く下準備だ。145~150℃の低温でじっくり揚げる「沖縄豚」のロースかつは、厚みがあるのに歯でスッと噛み切れる。
特上ロースかつ(沖縄豚) 2100円(昼はご飯、とん汁付きで2300円)
低温揚げなのに衣がサクッと香ばしいのは、齋藤氏が選んだ糖度の高い最高級パン粉とラードに3種の油をブレンドした揚げ油のおかげだとか。ひと口目は、淡路島の藻塩をパラリとかけて味わうのがおすすめだ。
夜は焼鳥や一品料理も揃うので、お酒と一緒につまみながら締めにとんかつという楽しみ方ができるのもうれしい。
『とんかつ&焼鳥 An 四谷店』
[住所]東京都新宿区四谷1-24 ホテル京阪 東京四谷地下1階
[電話]03-5366-4865
[営業時間]11時半~15時(14時半LO)、17時~23時(22時LO)
[休日]無休
[交通]JR中央線ほか四ツ谷駅四ツ谷口から徒歩3分
▶おとなの週末2024年6月号は「みんなの町パン ランキング」
撮影/小島昇、取材/井島加恵
※2024年3月号発売時点の情報です。
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