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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、長野・松本のうなぎ店『観光荘 松本店』です。

一番人気はやなまぶし丼!30年以上続く看板メニュー

平日にも関わらず、開店を前に続々と車が訪れる。その多くが松本ナンバー。本店は諏訪湖畔の岡谷市に構えるが、食べる前からこの町での愛されっぷりが伝わってくる。

うなぎは蒸さずにじっくり炭火で焼き上げる関西風の地焼き、タレはガツンと甘い味付け。パンチの効いたこの岡谷スタイルのうなぎが松本市民は大好きなのだが、醤油も強めに利かせているのでくどさはない。

シルクうなぎ重 4680円

『観光荘 松本店』(手前)シルクうなぎ重 4680円 (右奥)+肝吸い 200円 生糸で栄えた岡谷市の“蚕のさなぎ”を飼料にブレンドした、豊橋産のオリジナルブランドうなぎを使用。脂がとても上品!

身が厚いのでタレが染み込みすぎず、うなぎの味もバッチリわかる。パリパリッと音がするほど焼き切った皮目をかじると、肉厚な身から脂がジュワリとあふれ出す。炭火で焦げた香ばしいタレの香りと濃厚なうなぎの脂のインパクトといったら!

ああ、帰宅したそばから、もうあの味が恋しい。なるほど。みんなこうやって虜になっていくのだな。

店長の両角和仁さん「一番人気はやなまぶし丼!30年以上続く看板メニューです」

『観光荘 松本店』立派な古民家

長野県松本市『観光荘 松本店』

[住所]長野県松本市渚2-2-5
[電話]0263-31-6963
[営業時間]11時~15時(14時LO)、17時~21時(20時LO)
[休日]木(不定休あり)
[交通]JR篠ノ井線ほか松本駅アルプス口から徒歩10分、長野道松本ICから車で5分

▶おとなの週末2025年1月号は「東京駅」

『おとなの週末』2025年1月号

撮影/西崎進也、取材/松井さおり
※2024年8月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「東京のうなぎの新店4選 注目店から話題のリーズナブルな店まで」では、覆面調査隊が腕利きの新展開から実力派のリーズナブル店まで、今食べるべき店を実食レポートしています。

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おとなの週末Web編集部
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