“黄金比”のバランスが生み出す極上「桜餅」がうまい！

2025年6月29日 / 和菓子

全店実食調査！『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・本郷の甘味処『本郷　三原堂』です。

桜葉の移り香をまとわせた極上の味

「おいしいと思う形がこうなりました」という桜餅は2枚の桜葉が餅を包む流線型。一方の餅米を使う道明寺もころりとして食欲をそそる。

桜餅270円、ひな桜（道明寺）270円

昭和7年に祖父が創業した菓子屋を継ぐ大森葉子さんが気を配るのは、その形に加え、餅と餡の味わい、そしてそこに移る桜の香りの黄金比とも呼べるバランスで、桜葉の塩抜き加減も大切だという。

手間をかけた桜餅をさらにおいしくいただくコツは「お茶を淹れて召し上がって欲しいです」。ホッとする時間こそ、儚い桜餅の贅沢さなのだ。

［店名］『本郷三原堂』
［住所］東京都文京区本郷3-34-5
［電話］03-3811-4489
［営業時間］9時半〜18時、土・祝は10時〜
［休日］日
［交通］地下鉄丸ノ内線ほか本郷三丁目駅から徒歩1分
※桜が散るころまでの販売

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▶おとなの週末2025年7月号は「さっぱりピリ辛で楽しむ夏の麺」

『おとなの週末』2025年7月号はこちらから

撮影／鵜澤昭彦、取材／輔老心
※2025年4月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

つづく「昭和にはなかった!?　王道のごちそうスイーツ3選」では、バラエティ豊かになったこだわりの王道スイーツを紹介します。

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