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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・御茶ノ水の喫茶店『画廊喫茶ミロ』です。

おいしい名物がある文化と芸術の街の画廊喫茶でひと息を

店名は画家ミロの名前から。昭和30年の創業時は喫茶店に画家の名を付けるのが流行っていたそうで、もともと絵画好きでミロの絵を少しずつ収集していた初代が原画を飾るようになった。

数年前に先代が引退して一時休業していたが、店を愛する支援者らの手により昨年8月に再開。机も椅子も、もちろん10点ほどのミロの作品も、昔のままの雰囲気で迎えてくれる。

創業からある「ミラネーズ」はこれしか食べない人もいるオリジナルだ。バターの風味がふわんと香り、シンプルな塩味だけどまたすぐ食べたくなる魅惑の味。プリンも旬の果物を主役級に添えてくれる粋な計らいにうれしくなる。

ブレンド650円、プリン900円

『画廊喫茶ミロ』(手前)ブレンド 650円 (奥)プリン 900円 自家製プリンは滑らかな食感。フルーツはその日によって変わる

店を贔屓にした文化人なら三島由紀夫。ほぼ毎日通い、事務所代わりに使っていたとか。必ず座った定位置は今もそのまま、伝説の席となっている。

『画廊喫茶ミロ』店長 栗田奈緒子さん

店長:栗田奈緒子さん「タイムスリップしたような時間を楽しんでください」

『画廊喫茶ミロ』落ち着いた店内はミロの作品を展示。再開にあたっては昔の味を守りつつよりおいしくなるよう研究もした

御茶ノ水『画廊喫茶ミロ』

[店名]『画廊喫茶ミロ』
[住所]東京都千代田区神田駿河台2-4-6
[電話]03-3291-3088
[営業時間]日によって変わる※SNSでお知らせ
[休日]日・他不定休
[交通]JR中央線ほか御茶ノ水駅御茶ノ水橋口からすぐ

※画像ギャラリーでは、アイスクリームが別添えスタイルのクリームソーダの画像がご覧いただけます。

■おとなの週末2025年7月号は「夏の麺

『おとなの週末』2025年7月号

撮影/浅沼ノア、取材/肥田木奈々
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年3月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「東京の純喫茶「おやつ」6選! ボリュームがたっぷり過ぎるスイーツ」では、 雰囲気のいい店内でドリンクと楽しむ“おやつ”が醍醐味の喫茶店をご紹介します。

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おとなの週末Web編集部
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