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「高畑勲展 ―日本のアニメーションを作った男。」が2025年6月27日から9月15日にかけ、東京の麻布台ヒルズ ギャラリーで開催されている。長きにわたって日本アニメーション界を牽引したアニメーション監督の高畑勲氏(1935~2018年)が手がけた作品のセル画や背景画などを展示し、大きな話題を呼んでいる。開催を記念して、麻布台ヒルズのタワープラザ B1にある『麻布台ヒルズカフェ』では、「アルプスの少女ハイジ ブランコカフェ」を8月8日から9月7日にかけて開催。他にも麻布台ヒルズ内の飲食店で『アルプスの少女ハイジ』をイメージしたメニューが展開される。

※すべて価格は税込み

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のちにアニメ界の巨匠となる3人が携わった、名作アニメ

『アルプスの少女ハイジ』は、スイスの作家ヨハンナ・スピリによる小説『ハイジ』を1974(昭和49)年に日本でアニメ化した作品。アルプスの大自然を舞台に、5歳のハイジが成長していく姿を描く。演出が高畑氏。宮崎駿氏が場面設定・画面構成、小田部羊一(こたべ・よういち)氏がキャラクターデザイン・作画監督を担当した。のちにアニメ界の巨匠となる3人だ。

当時としては異例の海外ロケハンが行われた作品でもあり、高畑氏、宮崎氏、小田部氏、そしてプロデューサーの中島氏はスイスのチューリッヒやマイエンフェルト、ドイツのフランクフルトなどを訪れ、風景、建築、道具など生活を描く上で必要なあらゆるものをスケッチしたのだとか。

ハイジたちが食べてたアレを味わえる!? 期間限定カフェ

『アルプスの少女ハイジ』といえば有名なのが“チーズパン”のシーン。アルムおんじが直火でチーズを炙って、とろけたところをパンの上に乗せ、それをハイジがチーズをびよーんと伸ばしながら食べる。シンプルながら非常に美味しそうに見え、憧れた人も多いのでは。いわゆる“飯テロ”シーンだ。他にもヤギのミルクや干し肉など、アルプスの田舎暮らしを象徴するような食事が登場する。

今回、麻布台ヒルズでは、そういった『アルプスの少女ハイジ』で出てきた食事を彷彿とさせる様々なメニューを楽しめる。まず『麻布台ヒルズカフェ』で開催される「アルプスの少女ハイジ ブランコカフェ」では、干し肉を使ったサンドイッチや、ヤギのミルクから作られたパンナコッタなどがラインナップ。

ハイジとクララの仲良しサンド(スープ付き) 1500円

あの“チーズパン”を麻布台ヒルズで! 『アルプスの少女ハイジ』をイメージしたメニューが目白押し、ヤギのミルクや干し肉もスタイリッシュにアレンジ
ハイジとクララの仲良しサンド(スープ付き) 1500円

ハイジの山小屋に登場する牛の干し肉(牛の生ハム)と、クララのお屋敷をイメージした白いチーズをバター香るクロワッサンでサンド。干し肉の塩気とチーズのコクが、ハイジとクララのように相性抜群。

ユキちゃんのパンナコッタ 1000円

あの“チーズパン”を麻布台ヒルズで! 『アルプスの少女ハイジ』をイメージしたメニューが目白押し、ヤギのミルクや干し肉もスタイリッシュにアレンジ
ユキちゃんのパンナコッタ 1000円

ヤギの生乳から作られるチーズを使ったパンナコッタ。ユキちゃんのトレードマークである赤い首輪と鈴を、ストロベリーピューレとマンゴージェラートで再現。綺麗な毛並みをイメージしたライムの泡と一緒にどうぞ。※画像はイメージ

ハイジの特製キャラメルラテ 800円

あの“チーズパン”を麻布台ヒルズで! 『アルプスの少女ハイジ』をイメージしたメニューが目白押し、ヤギのミルクや干し肉もスタイリッシュにアレンジ
ハイジの特製キャラメルラテ 800円

山羊乳を使ったブラウンチーズに、メープルシロップの甘さをプラスすることでキャラメルの様な風味を再現。優しい味わいの中、微かに山羊乳の風味(ユキちゃん)を感じる仕上がり。

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あの“チーズパン”はどこの店で? スイス伝統のソーセージも
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おとなの週末Web編集部
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