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今日は「9月19日」。何の日でしょう?答えは「シュークリームの日」!「19(ジューク)」とシュークリームの語感が似ていることから「毎月19日」に制定されました。日本では気軽に手掴みで食べるシュークリームですが、実は食べ方には“正しい作法”がありました。

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イタリアからフランス、そして日本へ

スーパー、コンビニで販売されている「牛乳と卵のシュークリーム」をはじめとした人気スイーツを製造・販売するモンテールが、「19(ジューク)」がシュークリームの語感と似ていることから、毎月19日を「シュークリームの日」に制定しました。

本場フランスでは、「シュー・ア・ラ・クレーム」と呼ばれており、形が似ていたことからフランス語で「キャベツ」を意味する「シュー」という名前がつけられました。「クレーム」とは「クリーム」のことです。

16世紀中頃、イタリアのメディチ家出身のカトリーヌ・ド・メディシスがフランスの王家へ嫁ぐ際、自国から連れて来たお抱えの菓子職人が「シュー(外側のシュー生地)」の製法をフランスへと持ち込みました。ふっくらと膨らませたシューに穴を空けてクリームを入れたお菓子が誕生し、現代のシュークリームのはじまりとなりました。

日本にシュークリームがやって来たのは幕末。横浜の外国人居留地で西洋菓子店を営むサミュエル・ピエールというフランス人によってでした。明治の終わりには、洋菓子が一般家庭にも広まり、昭和になると冷蔵庫が普及し、クリーム入りの生菓子も気軽に食べられるようになりました。

「シュー」はフランス語で「キャベツ」のこと。形状が似ていたことからその名がつきました(PhotoAC)
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シュークリームにも食べ方には正しい作法があった!
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おとなの週末Web編集部
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