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世界333都市59カ国で展開する世界的な情報ガイドメディア「タイムアウト」が「世界で最もクールな街」の2025年版ランキングを発表した。ベルギー・アントワープのボルゲルハウトやブラジル・サンパウロのバラ・フンダを抑えて、東京・神保町が第1位に輝いた。月刊誌『おとなの週末』2025年10月号でも神保町の“世界一”の姿を捉えていた。神保町の本質はやっぱり“世界一の本の街”。専門的な古本屋ひしめくこの街で、懐かしいのを超えて「あの日に戻りたい自由な時代」だった昭和の本(レコードも)を買い漁り!!

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この切れ味に、みんなたけしに憧れた!

『毒針巷談』コンプラ厳しき令和でも、唯一コンプラ無視が許されそうなビートたけし(北野武)が、コンプラなんて言葉すらなかった1984(昭和59)年に出したエッセイなんだから、そりゃあもう今となっては発禁必至の完全アウトレイジエッセイ。

『毒針巷談』『澤口書店 巌松堂ビル店』にて発売時780円が1000円

しょっぱなからベッド喫煙写真で引退した高部知子や、なんつうかいろいろあった沖雅也に毒づき、全編であらゆる分野に怒り、そして新提案(ココがすごい)をする。ただ「熟女ヌードの大反乱には参るぜ」の章があるけど、個人的には全然参ってない!でも一番の驚きは8月10日に初版発行で、同月22日には六版までいってることだっつうの。じゃんじゃん。

『週刊少年マガジン』(1972年)いきなり表紙がコレ!で巻頭カラーが『横井庄一さん涙の記録』。『劇画!奇跡の横井伍長』も載ってるデヨ。

『週刊少年マガジン』1972年3月12日号/講談社 『夢野書店』にて90円が330円

ちなみに『天才バカボン』の扉。作者・赤塚不二夫のふりがなが『ばかつかぶすお』……やりたい放題である。

『週刊少年マガジン』(1970 年)こっちはもっと強烈。ジョージ秋山の衝撃作『アシュラ』の内容はさらに強烈で、子供時代のオレ、夢に見た。人生相談のページもあって、それが『星一徹のモーレツ人生相談』。もはや恐ろしい。

『週刊少年マガジン 』1970年11月15日号/講談社 『夢野書店』にて80円が880円
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人間、今になって言えることもある
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