「酢」は、世界最古の発酵調味料のひとつとされるのをご存知ですか?造り方はさまざまありまして、数時間で完成する工業製品から、じっくり丁寧に時間をかけて醸して寝かせる造りまで、いろいろ。今回はそんな“お酢”実飲調査のレポートをお届けします。
天邪鬼なおと週裏番長も富士の前では改心か……
ライター飯田(以下飯)「狂気の沙汰ですよ!?お酢を60種も試飲するなんて」
ライター芦谷(以下芦)「はい……企画を聞いた時には震えました(泣)」
編集和賀(以下和)「こらぁ~、愚痴らない。私の持ち込み企画なんだから」
飯「お、おっ酢!酢いません!!」
和「お酢は残暑バテ対策に効くし、そもそも一度深掘りしてみたかったのよね」
飯「おと週の裏番長が言うなら、それはゼッタイで酢(震)」
芦「でも、実際面白かったで酢!」
飯「確かに。最初はそんなに違いがあるか?なんて思っていたけど、蔵ごとの性格や個性がちゃんとあった」
和「主に米&黒酢は『静置発酵でじっくり醸した天然醸造酢』『原料米は国産』の条件で商品を集めていただきました」
芦「日本の正しきお酢大集合、的な」
飯「だね。手間ひまかけて造られていることに感謝。とくに、『にごり酢富士酢プレミアム』の旨みには唸ったなあ」
『【酢酸菌入り】にごり酢富士酢プレミアム』1728円/360ml:飯尾醸造(京都府)
和「ダシが入ってる?って成分表を確認したくらい(笑)。私、富士酢は有名すぎるという理由でこれまで使うのを後回しにしていたことを謝ります」
飯「天邪鬼かっ!で、マジメかっ!」
和「いや、都内だと百貨店でも買えるお酢ではあるじゃん。けれど、すぐ手に入るお酢で心底イイってものがあるのは最高だなって試飲して思ったわけ」
芦「『坂元のくろず』もそうかも。王道の商品はやはり間違いなかった!」
『坂元のくろず』2052円/700ml:坂元醸造(鹿児島県)






