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2025年も11月に入り、日に日に寒さが増してくるようになると恋しくなってくるのが日本の国民食ともいえるラーメンだ。先月、日本で最も権威のあるラーメンアワード、TRYラーメン大賞の「TRY新店大賞」「TRY大賞」「TRY名店部門鶏白湯殿堂入り」が発表されたが、授賞式や審査員の実食の模様を動画で公開するとともに、改めて各賞の受賞店の魅力を紹介していこう。

一都三県で最も旨いラーメンを決める最も権威のあるアワード

2000年6月に「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」と産声をあげた「TRYラーメン大賞」。TRYは「Tokyo Ramen of the Year」の略称に由来する。2024年に25周年を迎え、いまや最も権威のあるラーメンアワードとして注目を浴びる存在になった。審査の対象は東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県にあるラーメン店。ラーメンに造詣の深い審査員たちが、1年かけてラーメン店を食べ歩いて「新店部門」と「名店部門」を選考、厳正なる審査がおこなわれている。

左から、新店部門審査員の“新店ハンター”いけ麺さん、ラーメンYouTuberのまーみんさん、名店部門審査員で伝説の名店『きら星』元店主星野能宏さん

毎年、一生に一度しか獲れない「TRY新店大賞」と、首都圏ラーメン店のトップを意味する「TRY大賞」を選出。「名店部門」では、「しょう油」「しお」「みそ」「とんこつ」「MIX」「にぼし」「鶏白湯」「つけ麺 清湯(ちんたん)」「つけ麺 濃厚」「汁なし」の10の味ジャンルでランキングが審査され、毎年名だたる行列店がしのぎを削っている。

各ジャンルで5年連続1位を達成すると、ジャンルごとに殿堂入り。ランキングから晴れて卒業となる。千葉・成田の鶏白湯の雄『麺や 福一』や、札幌純すみ系の関東初の暖簾分け店『大島』、創作ラーメンのレジェンド店『ajito ism』(現在は閉店)、魚介豚骨の大行列店『自家製中華そば としおか』と、各ジャンルの王者たちが偉業を達成してきた。「TRY大賞」は4連覇すると、殿堂入りとなる。

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煮干しの名店で腕を磨いた店主は独自の味で勝負!
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『おとなの週末』Web編集部
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