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まず肴で一杯、〆めに蕎麦を食し店をあとにする。江戸っ子の愛した粋な飲み方は、令和にも健在です。今回は、メインはいったいどっち!?そんなラビリンスに迷い込む肴も蕎麦も極めた粋な蕎麦屋をご紹介。

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こだわりの蕎麦をさらに美味しくする酒・肴を揃える『本むら庵 荻窪本店』@荻窪

蕎麦粉への水回しの後、ピンポン玉くらいの大きさにふんわりまとめる艶出しという独特の作業を挟み、それらをまとめて揉み込んでいく。

そば豆腐850円、おきつね焼き950円、知心剣1合1600円

『本むら庵 荻窪本店』(手前)そば豆腐 850円 寒天でなめらかに仕上げた (奥)おきつね焼き 950円 その旨みと香ばしさが麦焼酎にぴたりと合う定番の人気メニュー (ドリンク)知心剣 1合 1600円

創業101年目の老舗の蕎麦は伝統の技を守りつつも、今年の新蕎麦からは業者からではなく4代目の小張さん自らが生産農家に赴き、目で舌で確かめた蕎麦を仕入れるなど「旨い!」への追求に余念がない。

蕎麦前は「いろんな味を楽しんでほしい」(小張勝彦さん)と、蕎麦屋の定番に加え季節メニューも用意。それに合わせたい日本酒や焼酎などのお酒は「蕎麦の邪魔をしない、おだやかな味わい、香りのものをメインに揃えています」。すべてのこだわりは風味豊かな蕎麦のために。

広々とした店内から、盆栽作家・中島信一氏が手がけた和風庭園を眺めながらの蕎麦前。そして手打ち蕎麦。居酒屋とは違う優雅な時間が過ぎていく。

『本むら庵 荻窪本店』4代目・小張勝彦さん

4代目:小張勝彦さん「丹念に打つ十割蕎麦ぜひご賞味を」

『本むら庵 荻窪本店』

[店名]『本むら庵 荻窪本店』
[住所]東京都杉並区上荻2-7-11
[電話]03-3390-0325
[営業時間]11時~21時半(21時LO)
[休日]火(祝の場合営業、翌日休)、第1・3水、年末年始
[交通]JR中央線ほか荻窪駅西口から徒歩11分

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酒肴も蕎麦も。お腹を空かせて出かけるべき店『遊香里荘』@祖師ヶ谷大蔵
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