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蕎麦好き必見!鴨が主役の蕎麦店をまとめました!鴨とネギ、これほど相性のいい組み合わせはなかなかないわけで、まさに〈鴨南蛮〉は冬蕎麦の王。どのお店もこだわりがつまっています。鴨肉の種類や焼き方、トッピングなど、知りたい情報が満載です♪

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『京都鴨そば専門店 浹(あまね)』の鴨そば [三越前駅]

関東と関西のダシの違いを味わって!

鴨の脂が加わることでつゆはより甘みとコクを増す。毎日京都から届く九条ネギをのせ、爽やかな風味と食感を生んでいる。好みで青山椒を振って食す!

[住所]東京都中央区日本橋小舟町4-10 大宮ビル1階
[TEL]03-6206-2853
[営業時間]11時〜14時半(14時LO)、17時半〜22時半(22時LO)、土は昼のみの営業で11時〜売り切れ次第終了  ※ランチタイム有
[休日]日・祝
[座席]カウンター8席、テーブル2席×5卓、4席×2卓 計26席/全席禁煙/夜のみ予約可/夜のみカード可/サなし
[アクセス]地下鉄銀座線ほか三越前駅A6出口から徒歩5分

『そば 三休(旧店名:蕎麦 きびや)』の鴨南そば [三鷹]

澄んだつゆと噛み締める鴨肉の旨さはまさに冬の醍醐味
ひと目で惚れ惚れするパンチのあるルックス。鴨肉を噛み締め、二八の蕎麦をすする。焼き目のついたネギのトロッとした甘さももちろん◎だ

 季節の訪れとともに、待ってました! と言いたくなる鴨南蛮である。本枯れの厚削り、鰹節のみでダシを取るというつゆは深く澄んでけれんみがない。そこに鴨の脂とコクが入り込む。ほんのり柚子の香りを感じながらまずはズズッとひと口。そしてお次に、鴨の旨さ。「味が変わるのが早い」ゆえ気を遣うという鴨は、皮目から塊のまま焼いて、その都度カットする。鴨肉自体を味わってほしいということで、ミディアムレアな火入れ加減がなんとも。柔らかくもほどよい弾力の噛み応え。噛むほどに野趣と旨み、甘さすら感じる。二八の常陸秋蕎麦は味がしっかりして、噛めば口中に香りと穀物感が返ってくる。抜群のコンビネーション。冬の贅沢やねえ。

使うのは国産の合鴨。皮目から塊のまま焼いて余分な脂は落としておき、使うときにカット。火入れには特に気を遣うという

[その他のメニュー]せりのおひたし380円、牛すじ塩煮込550円、れんこん海老進上揚げ620円、もりそば680円、粗挽きそば780円、山かけそば1050円、天ぷらそば1600円など

[住所]東京都三鷹市下連雀4-16-48
[TEL]0422-42-3520
[営業時間]17時半~21時、土・日・祝11時~14時半、17時~21時※ランチタイム有
[休日]月・火・水(祝は営業)
[席]カウンター5席、テーブル16席 計21席/全席禁煙
[その他]カード不可/予約可/サなし
[交通アクセス]JR中央線三鷹駅南口から徒歩7分

『蕎麦 もち月』の鴨南ばんそば [成瀬]

フランス鴨バルバリー種の旨みときれいな蕎麦が好相性
飲み干せるすっきりしたつゆに鴨肉の旨みのある脂がじわり。さりげなく葉山椒や、鴨油でローストされた紫ネギもいい仕事をしている。

蕎麦には人が現れるとはよく言うが、店主・望月輝久さんのセンスを感じさせる、美しくも味わいのある鴨南蛮。
こちらの鴨は、フランスの鴨バルバリー種だ。そのロースは赤身が多く、身の柔らかさも特長。仕上げにフライパンで酒蒸し焼きにし、最後は温かいつゆの余熱で火を入れる。食べ応えとともに品のいい旨みがしっかりある。
さらにそれを引き立てるのがすっきり飲み干したくなるつゆだ。大量の鰹節と鯖節、宗田節の粉砕で短時間で取るというダシには雑味がない。
群馬赤城山の蕎麦の実を自家製粉し、外1のつなぎ1、蕎麦粉10で打たれた蕎麦は、これまた繊細でしなやか。すべてがバランスよく絡み合い、鴨はもちろん、しみじみ旨し!

フランス鴨バルバリー種のロース。臭みがなく、コクと旨みがあり、肉々しくも品がいい。柔らかくジューシーに焼き上げられる

[住所]東京都町田市小川2-3-23
[TEL]042-799-7033
[営業時間]11時半~15時、17時半~20時※ランチタイム有
[休日]火・第1・3月 [席]テーブル24席/全席禁煙/カード不可/予約不可/サなし
[交通アクセス]JR横浜線成瀬駅南口から徒歩8分

『鴨亭』の鴨南蛮そば [東銀座]

自由な発想が楽しい、鴨屋さんならではの味!
鴨南蛮はこの秋始めたばかりのランチ限定メニュー。もも肉を使った鴨料理屋ならではの肉の旨さと、鴨の味わいがしっかり出たスープがいい。どこで月見を崩すか、どこから味わおうか、そんな楽しみもならでは

 ひと味違う、鴨料理屋さんのランチ限定鴨南蛮がこちらだ。蕎麦専門店じゃないがゆえの遊び心というか自由さで、鴨肉と刻みネギ以外にも、かまぼこ、天かす、月見状態で玉子がのっているのが楽しい。鴨ガラからダシを取るというつゆは、鴨鍋のつゆを伸ばしたかのごとく、ほんのり甘めで親しみやすい。鴨肉は、蕎麦屋に多いロースでなく、もも肉。実はコクがあるけどクセが少ない部位。そのあたりの計算も鴨料理屋ならでは。噛むほどに旨みの出る鴨肉とともにおおらかに味わおう。

[その他のメニュー]
夜)鴨鍋がメインのコース料理3800円〜、鴨すき焼き一人前2500円(すべて税別・昼は税込み)

[住所]東京都中央区築地4-2-11 新橋演舞場別館1階
[TEL]03-6264-0504
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)、18時~23時(22時LO)、土夜17時~22時(21時LO)※ランチタイム有
[休日]日・祝 [席]カウンター6席、テーブル16席 計22席/全席禁煙/カード可(夜のみ)/予約可(夜のみ)/サなし
[交通アクセス]地下鉄日比谷線東銀座駅6番出口から徒歩4分

『そば 一仁』の鴨南蛮そば [千歳船橋]

二八の粗挽きと鴨もも肉の旨みが成す旨さ
鴨肉は京都産で飼育期間が長めのものを使用。味がのっている。もも肉はスライスすることでよりつゆに味を出し、食感は柔らかく。豆腐も入った鴨肉のミンチはふんわりしつつも鴨の味が濃い。深くて力強さもあるつゆと粗挽きの蕎麦がよく合う

 自家製粉手打ちの蕎麦は、二八で星が入って、なかなかの粗挽き。このちょっとざらざらした食感と、鴨もも肉から出る旨み、その組み合わせが独自の世界観を成す鴨南蛮だ。
 鴨は脂身があり味がよく出るもも肉を使用。薄めにスライスすることで、つゆに旨みを放出し、食感は柔らかくなる。ふんわり大きめのミンチには鴨のワイルドな味わいが詰まっている。その旨みを受け止めるつゆのダシは、厚削りの鯖節一本。フレッシュさを大事にし、その日に使い切る。食感が印象的で、噛めば口中に香りが広がる蕎麦。その香りと力強さ、旨みの出たコクのある深いつゆ、鴨の野趣がぴたりと合い、なんとも味わい深い。

[その他のメニュー]そば豆腐500円、おきつねやき600円、季節の野菜天ぷら800円、季節のおつまみ三点盛り650円、せいろそば550円、えび野菜天せいろ1500円、花巻そば800円、豚そば1100円など

[住所]東京都世田谷区桜丘2-26-11
[TEL]03-5799-6517
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)、17時半~21時半(21時LO)※ランチタイム有
[休日]日
[席]テーブル11席、座敷8席 計19席/全席禁煙/カード不可/予約可/サなし
[交通アクセス]小田急小田原線千歳船橋駅南口から徒歩3分

番外編!冷たいお蕎麦が好きなら「鴨せいろ」もおすすめ!

『みとう庵』のきざみ鴨せいろ [大塚]

お盆からはみ出るせいろ!細かくされた鴨肉の旨みが出汁に染み出る!

エッジの立つ細い麺と、濃い目の出汁と、細かく刻まれた鴨が絡み合う!注文が入ってから麺を切る「包丁切り」など、全てにおいてこだわりが詰まった、まさに名店です!

[住所]東京都豊島区南大塚3-49-8 [TEL]03-3982-3035 [営業時間]11時~15時、17時~20時、土11時~15時のみ ※ランチタイム有 [休日]日 [席]カウンター9席 [交通アクセス]JR山手線ほか大塚駅南口から徒歩3分

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※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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