人気ロックバンド[Alexandros](アレキサンドロス)のベース&コーラスとして活躍する磯部寛之さんは、実は大のお酒好き!そして、月刊『おとなの週末』は愛読誌!そんな磯部さんが“はしご酒”の魅力をお伝えする、本誌人気連載「酔滴のラダー」。2025年8月号(7月15日発売)の第36回に訪れた東京・蒲田の翌日、実は横浜・野毛でのはしご酒を敢行しておりました!本誌に登場させる機会がなかった“幻”の野毛編を年末スペシャルとして、Webで公開します。2025年最後のはしご酒レポートをお楽しみください。
蒲田で8軒行っても、まだ飲みます
第36回の蒲田編は連載を開始してちょうど3年ということもあり、磯部さんと担当編集・武内ともに気合十分で挑み、8軒はしごという新記録を樹立しました。その日は蒲田に宿泊し、翌日11時に再集合。
前日にしっかりと飲んだにもかかわらず、横浜市内で有数の飲み屋街・野毛へ移動して昼からはしご酒を敢行しました!
野毛のメインストリートとも言うべき野毛仲通りを少し散策してから、1軒目は12時からやっていて、人気のホルモン焼き店『野毛ホルモンセンター』へ。
入店してまず驚いたのは、「OPEN~19時までのご注文分 ハイボール50円、メガハイボール90円 何杯飲んでもこの値段!!」の掲示。安すぎて、目を疑いました。物価高のこのご時世に、50円で販売しているものを探す方が難しいのではないかと思います。
磯部さんはもちろん、メガハイボールを注文。「名物ペラペラ焼」や「MIXホルモン」、「旨辛煮込み」などもつまみに頼みます。お腹が空いていたこともあり、1軒目から飛ばし気味です。
この後どうするかの作戦会議をしつつ、ホルモンとハイボールを楽しみます。「名物ペラペラ焼」がとにかく美味しくて、磯部さんも悶絶。名前の通りペラペラのホルモンを焼いて、付け合わせの辛ニラを巻いて食べるのですが、これまたお酒が進みます。
あまりの美味しさにガッツリ食べてしまい、お店を出るときには「思ったよりお腹いっぱいかも」なんて話しながら、2軒目を探し求めて歩きます。
野毛仲通りから大岡川沿いの「野毛 都橋商店街」(2階建てのビル)まで腹ごなしついでに散策し、途中で気になったとある町中華に入店。取材日は平日でしたが、店内にはすでに何組かのお客さんがおり、皆さん顔を真っ赤にしながらお酒を楽しんでいました。さすが野毛ですね。
ここでは餃子などをつまみにしながら、お酒を楽しみます。
このお店、ビールやハイボールなどの普通のお酒もあるのですが、名前がユニークすぎる「特別サワー」なるものが大量にありました。その中から、担当編集・武内がマムシ酒とマムシ粉末入りの「テポドンサワー」を注文します。
マムシ粉末は好きなだけ振りかけるスタイルだったため、磯部さんにお願いしてかけてもらっていました。
ふざけながら、店を後にします。気が付けば15時前になっており、野毛に到着した時には開いていなかった店もちらほら開きはじめます。
3軒目には、塩煮込みが名物の『もつしげ』を訪れます。レモンサワーと一緒に、塩煮込みと焼き物を注文。
「せっかくの野毛だし、5軒くらいはしごしたいよな」ということで、1時間ほどでテンポよく次のお店へと向かいます。














