「チョッピーノ」って聞いたことありますか?私はなかった。どこかファニーな響きも感じる言葉、実は料理の名前。しかもカリフォルニア州サンフランシスコの名物、ソウルフードだそう。4月23日にサンフランシスコ観光協会が開催したメディアイベントで、キッチンスタジオを舞台に料理家のKEITAさんが実際に作って教えてくれたので、早速レシピと一緒にレポートします。難しくないのでゴールデンウィークに作ってみては?
漁師たちの「持ち寄り鍋」から生まれた、サンフランシスコのソウルフード
チョッピーノの綴りは「cioppino」。なんとなくイタリアっぽい音と思った方、その感覚に間違いなし。イタリア、ジェノバ出身の漁師たちがルーツの料理なんだそう。「-ino」はイタリア語で「小さい」とか「かわいい」を意味する接尾語(女性名詞は-ina)でこれがイタリアっぽさを醸し出している。
チョッピーノの誕生は1800年代後半とされていて、サンフランシスコの波止場を拠点としていた漁師たちがその日揚がった魚介類の余りものを持ち寄って作った「まかない」が始まりだそう。誰かが獲物に恵まれなければ自分のものを分け与え、逆の立場になれば誰かから分けてもらい、それをトマト味のスープで煮込んで作ったという、コミュニティの相互扶助の精神がそのまま形になった料理だ。
サンフランシスコ観光協会の会長兼CEOであるアンナ・マリー・プレスッティさんも、「コミュニティを形作った料理であり、コミュニティの必要性によって、また太平洋の豊かな恵みによって生まれた料理でもある」と話し、「チョッピーノの物語はサンフランシスコの物語そのもの」と説明していた。
















