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旬の食材は食べて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり。本コーナーでは魚や野菜、果物など旬食材の魅力をご紹介します。
さて、今回のテーマとなる食材は?

文/おと週Web編集部、画像/写真AC

■甘い

正解:花おくら

難易度:★★★★

ハイビスカスの仲間です

花おくらとは、アオイ科トロロアオイ属に属する、オクラの近縁種です。名前の通り花を食べるための植物で、一般的なオクラが若い果実を食用にするのに対し、花おくらは大輪の花を食用とします。

その見た目は非常に美しく、淡いクリーム色やレモンイエローの大きな花びらが幾重にも重なり、中心部が濃いワインレッドに彩られているのが特徴です。

一輪のサイズは手のひらほどもあり、まるで南国のハイビスカスのようですが、それもそのはずで、ハイビスカスも同じアオイ科の仲間なのです。

おくらの花

その華やかな見た目とは対照的に、花おくらの美しさを楽しめる時間は非常に短いという特徴もあります。花おくらは「一日花」と呼ばれる植物で、朝方に開花し、夕方にはしぼんでしまいます。

また、傷みやすく流通量が少ないため、“幻の野菜”と呼ばれることもあります。

おもな産地としては、山形県や神奈川県、島根県などが知られています。

とくに山形県は、古くから食用菊を食べる文化が根付く地域として知られており、花を食材として楽しむ食文化が身近な土地柄です。そのため花おくらも比較的受け入れられやすく、夏の味覚として親しまれてきました。また、島根県などでは地域特産品として栽培される例もあります。

7月下旬から9月頃までが最盛期で、収穫期の朝、農家では花が一番美しく開き、かつ鮮度が保たれているうちに一輪ずつ手作業で収穫を行います。

味は淡白でクセが少なく、ほんのりと青菜のような風味があります。シャキシャキとした歯ごたえがあり、噛むとオクラに似たぬめりも感じられます。

生のままサラダなどに使うと、独特のシャキシャキした食感を楽しめます。

天ぷらにするのもおすすめです。薄く衣をつけてサッと揚げると、外側はサクッ、中はトロトロというコントラストのある食感を楽しめます。

ほかにも、おひたしや和え物、酢の物など幅広い料理に利用されています。

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美味しい花おくらの見分け方
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『おとなの週末』Web編集部
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