旬の食材は食べて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり。本コーナーでは魚や野菜、果物など旬食材の魅力をご紹介します。
さて、今回のテーマとなる食材は?
文/おと週Web編集部、画像/写真AC
■爽快!
正解:ミント
難易度:★★★☆☆
ハッカの仲間です
ミントとはシソ科ハッカ属の多年草で、爽やかな香りと清涼感が特徴の、世界中で親しまれているハーブのひとつです。
「ハッカ」と呼ばれる植物もミントの仲間ですが、ミントとハッカは完全に同じものというわけではありません。ミントにはさまざまな種類があり、日本で古くから利用されてきた「ニホンハッカ(和種薄荷)」もそのひとつです。
日本のハッカの歴史を語るうえで欠かせないのが北海道の北見地方です。
昭和14年頃には世界ハッカ市場の約70%を占めるほどの一大産業に成長し、採取した精油は香料などに利用されましたが、戦後になると、海外産ハッカや合成ハッカの登場によって産業は衰退しました。しかし、現在でも北見ではハッカを活用した精油や菓子、アロマ製品などが製造・販売されており、地域の特産品とされています。
ミントの葉は春から夏にかけて旺盛に生育します。最大の特徴は、いうまでもなく、あの突き抜けるような清涼感です。
種類によって香りや風味が大きく異なりますが、代表的なのが、強い清涼感を持つ「ペパーミント」と、比較的穏やかで甘みのある香りが特徴の「スペアミント」です。
ペパーミントにはメントールが多く含まれるため、鼻に抜けるような強い清涼感があります。一方、スペアミントはメントールが少なく、甘みを感じさせる穏やかな香りが特徴です。
デザートの飾りという脇役のイメージが強いかもしれませんが、世界では、肉料理の臭みを和らげるために使われたり、サラダやデザート、飲み物など、幅広い料理に利用されています。
たとえば、北アフリカのモロッコなどでは、緑茶に生のミントと砂糖を加えたモロッカンミントティーと呼ばれるミントティーが親しまれています。また、イギリスではラム肉にミントソースを合わせる食べ方がよく知られています。




