蒸留酒のソーダ割りを食中酒として楽しむべく、様々なお店で料理との相性を調査。ウイスキーとテキーラの菜々山、ウイスキー、スイーツの池田、ジンの肥田木、本格焼酎の井島、レモンサワーの本郷。各担当ライターがベストペアリングを語りました。
爽快なソーダ割りが料理との好相性を呼ぶ
菜「みんなの記事見たよ。カメラマン陣のがんばりもあって、眺めているだけで喉が鳴る!仕事なんか放り出して飲みに行きたくなる!!」
肥「ふふ、キケンな号だね」
本「さらに料理とのペアリングを追求するのがテーマだったから、おいしそうな写真にお腹も空くのよね(笑)」
池「じゃあ、まずは俺が担当したウイスキーのソーダ割りからいこうかな」
井「池さんといえば、ウイスキー。関連書籍も出しているんでしょ。改めてペアリングという視点はどうだった?」
池「ご存じウイスキーはスモーキー&ピーティなスコッチシングルモルトから、ブレンディッド、バーボン、ジャパニーズ……振り幅も相当大きいので、かなり多彩な料理とのペアリングが可能なんだと再発見したよ」
肥「え〜、私もハイボールめっちゃ飲むから知りたい!」
池「燻製料理との組み合わせはテッパンだよね(『燻男』)。他にもガチ中華で世界のハイボールも楽しめる『味源』は本格四川麻婆豆腐と白州ハイボールがまさにピッタリ。それに南インド料理の草分けにして名店『アジャンタ』のスパイス感満載のカレーに、甘くなめらかなメーカーズマークハイボールもよかったな。でもいちばんは『辰』のカキオコとタリスカー!!」
ライター池田のベストマッチ【タリスカーハイボール×牡蠣のお好み焼き】『お好み焼き辰(TATSUMI)』タリスカー10年ハイボール1040円、カキオコ1900円

肥「牡蠣のお好み焼き?」
池「それそれ。焼いてる時から広がる磯の風味!そこに”海のシングルモルト”なんて言われるこのウイスキーがバチバチに合うってわけ」
本「ああ、想像しただけでクラッとする(笑)」
池「それに今回はスイーツとお酒のソーダ割りも追求したのだ!台湾茶プリンとカバランソーダとか、イタリアンミルフィーユとリモンチェッロソーダとか。甘いものとお酒の組み合わせもいいよ。さらにコンビニスイーツを持ち込めるバー『お酒の美術館』での大調査は相当数試したのでぜひ記事を読んでほしいね」
菜「そろそろ私もいい?激推ししたいのが、テキーラのソーダ割りだよ!」
ライター菜々山のベストマッチ【G4ソーダ割り×担々麺】『九州料理 福風』汁なし担々麺1000円、G4ブランコ1600円

井「テキーラかぁ……」
菜「あー、大体そんな反応になるよね。ひょっとしてアナタも若い頃、一気飲みしてぶっ倒れたクチだね?」
井「ん〜、忘れた(笑)」
菜「当然ながらテキーラも味わいを楽しむ酒。熟成が若いものは原料のアガベ由来のハーブ感が立つし、樽熟成したものだと、そこにスモーキーな風味とまろやかさが加わる。しかもソーダ割りだと酎ハイと変わらないくらいの度数になるから、ゴクゴクいける」
本「でもやっぱり食事と合わせるイメージないのよね」
菜「それがですよ姐さん!むしろウイスキーよりいろんな料理に合うと思う。タコスなんかのメキシコ料理はもちろん、寿司にも合うという懐の深さ(『鮨 おがわ』)。ネタはもちろんだけど、酢飯と不思議なほどマッチするよ!」
井「それはびっくりかも」
菜「私には聞こえる、もうすぐ日本にテキーラブームがやってくる足音が!」
肥「この取材でめっちゃハマったんだね(笑)。そんな私もジンソーダに沼り中〜。テキーラと同じく食中酒として楽しめる要素がたっぷりだよ」
菜「と、言いますと?」
肥「海外はもちろん国産クラフトジンの豊富さと個性にも驚き!アップルパイの風味がするものや、ラムネの香りのものもあって、山椒やお茶など和の素材を使うのも国産ならではだよね。逆に海外でも日本では馴染みのない現地の植物を使ったりするから、どっちも楽しい」
池「そこまで幅広いと、料理と面白い化学変化が生まれそうだよな」
肥「おっしゃる通り!イチオシは『噌(かまびす)』。料理は和をベースにして、ハーブやスパイスでアクセント。これがボタニカルなジンとよく合うこと!」
菜「そういや今月はわが地元・大塚駅でばったり遭遇したね(笑)。『リカラボ』の取材だっけ?」
肥「そそ。150種以上が全部ハーフサイズでも飲めるし、何と飲み放題(ジンは一部のみ)もあるからいろいろ飲み比べて自分好みの味を探すのも楽しいと思うよ」
ライター肥田木のベストマッチ【桜尾ホワイトハーブス×海老とニョッキのバジルクリームソテー】『リカラボ 地酒とクラフトジンのお店』海老とニョッキのバジルクリームソテー680円、桜尾 ホワイトハーブス(ソーダ割り)フル650円

菜「ベロベロになっても5分で帰れる。絶対行こ(笑)」
肥「ぜひぜひ!今回はソーダ割りの特集だったけど、トニック、お湯割り、ロック、水割りなど飲み方で印象がガラリと変わることも目からウロコの体験だったわ〜」




