「徒歩徒歩亭」の「涼麺」、味の決め手はダシの利いた冷製スープ(中華麺/四ツ谷)

「徒歩徒歩亭 (とぼとぼてい) 」は“美味しいを生み出す実験厨房”としてオープンした。それだけに、冷やし中華も意欲作だ。5月中旬~9月頃まで登場する「涼麺」は、なみなみと注がれた冷製スープが印象的。[交]JR中央線ほか四ツ谷駅四ツ谷口から徒歩約7分 ※ランチタイム有

画像ギャラリー

徒歩徒歩亭(最寄駅:四ツ谷駅)

口に含むと酸味はあるが、いわゆる冷やし中華のそれとは違う。鶏ガラと豚骨でダシをとったスープを軸にしているため、コラーゲンたっぷりでややとろみがあり、ダシが香る涼やかな味わいに感服する。 中細麺の上には、豚バラやオクラ、カイワレのほか、白髪ネギやもみじおろしといった和素材ものり、トッピングも個性的だ。さらに、揚げたワンタンの皮の食感がアクセントになって食べ飽きさせないし、もみじおろしがスープになじんでくると心地よい辛さが駆け抜け何とも楽しい。毎年、この一杯を待ちわびるファンが多いのも頷ける。

涼麺

1200円

豚バラスライス、エノキ、オクラ、カイワレ、白髪ネギ、揚げたワンタンの皮など具材が満載。上にのせたもみじおろしもいい仕事をしてくれる。量は多いが、独り占めしたいくらいの絶品だ 

涼つけ麺

1200円

通年楽しめるメニュー。つけダレは、昆布、サバ節、鰹節などからダシをとり、カエシを合わせたもの。真空低温調理して仕上げた具の塩チャーシューがこれまた旨い

徒歩徒歩亭

[住所]東京都新宿区三栄町9-26 鈴木ビル1階 [TEL]03-5269-7717 [営業時間]11時半~14時半LO、17時半~21時半LO [休日]日・祝 ※土曜は早仕舞い&不定休があるため来店前に要確認 [席]テーブル席34席/全席禁煙/夜のみコースに限り予約可/カード不可/サなし [交通アクセス]JR中央線ほか四ツ谷駅四ツ谷口から徒歩約7分 ※ランチタイム有

電話番号 03-5269-7717

2016年6月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

町中華を超えた宮廷料理レベルのチャーラーを近鉄大和八木駅で発見!日本最安レベルの半チャーハンにも衝撃

池袋の「ガチ中華」で発見した、《ディープな羊肉店》を覆面で調査…!塊肉、串焼き、ラーメン、「高いコスパの高級食材」を実食

覆面調査隊が 《最強の冷やし中華》 を発見…!町中華の “王道” から “謎のうまダレ” まで「4つの名店」で実食

なぜ人はふわとろ卵にそそられるのか。愛知県春日井市の町中華『仙楽』の「ふわ玉チャーハン&ミニラーメン」を食べて思うこと

おすすめ記事

【11月22日】今日は何の日? 辛い!おいしい!美容にうれしい!

ビッグなソーセージをがぶり!【厳選】シャルキュトリーが自慢のビストロ4軒 

名古屋のコーヒーは量が多い!?コーヒー好き女優・美山加恋がモーニングでその真相を知る

肉厚!もつ煮込みがうまい 創業70年の老舗『富久晴』はスープも主役「ぜひ飲み干して」

東京、高田馬場でみつけた「究極のラーメン」ベスト3店…鶏油、スープ濃厚の「絶品の一杯」を覆面調査

禁断の2尾重ね!「うな重マウンテン」 武蔵小山『うなぎ亭 智』は 身がパリッと中はふっくら関西風

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…