はじめに
色々な具をお好みで挟んで食べられるサンドイッチ。中でも定番で根強い人気なのがたまごサンドです。そんなたまごサンドも、今やダシ巻き系、オムレツ系、定番の卵サラダ系と進化しています。
東京都内だけでも、喫茶店や洋食店、サンドイッチ専門店など老舗から新店舗まで、タマゴサンドを扱うお店がたくさんあります。そんな中から、人気のタマゴサンドのお店をご紹介します。これなら、お土産としても喜ばれますよ!
ダシ巻き系、オムレツ系、定番系も「たまごサンド」百花繚乱!
分厚く焼かれたダシ巻き卵やオムレツ入りサンドを出すお店が急増中です。ふんわりと優しいその味わいは幸せの味。もちろん忘れちゃいけない、昔ながらの卵サラダをはさんだ定番の味もご紹介。さぁ、どれから頬張りましょうか。
〇ダシ巻き系「たまごサンド」
ダシ巻きとひと口にいっても、寿司屋で食べるような甘~い味から、塩気の利いたものまで十人十色。和風ダシと卵とパン、三位一体となった味わいは格別!
〇オムレツ系「たまごサンド」
魅力は卵のふんわり感と香ばしい風味。口の中であっという間に溶けていくあまりに軽やかなその味わい、何度でも体験したくなるはず。
〇定番系「たまごサンド」
茹で卵を潰してマヨネーズで和えた 卵サラダ”が入ったお馴染みの味。和の素材を入れた新しい味も続々と登場しています!
【ダシ巻き系】CAMELBACK sandwich&espresso(代々木公園駅)
サンドイッチとコーヒーが楽しめるお店は、絶品サンドを買うために毎日行列ができます。人気の「すしやの玉子サンド」は、寿司職人として修業を重ねた成瀬さんが、丁寧に焼いたダシ巻きを使っているのが特徴です。
良質な卵にマグロ節から取ったダシなどを加えた甘めの味付けです。「カタネベーカリー」のコッペパンでサンドしてあり、和がらしとの相性抜群。バリスタの鈴木さんが作る本格エスプレッソと一緒に味わいたい一品。
【ダシ巻き系】日本橋だし場 はなれ(三越前駅)
ダシの旨みを活かした料理を様々なスタイルで提案。「自家製玉子焼きサンド御膳」に使われる厚焼き卵は、カツオダシの水分が残るように強火で焼き上げられており、口にするとじゅわっとダシの風味がしみ出る。
「鰹節専門店にんべん」が三百年以上培ってきただしの旨味を活かし、洋風から和風まで様々なスタイルの料理を提案。
ここでティータイムの14時~17時の間しか味わえない人気メニューが「自家製卵焼きサンド御膳」です。カツオダシの水分が残るよう強火で焼き上げた厚焼き卵はじゅわっとダシがしみ出るジューシーな味わい。
白ダシや本枯カツオ節を使ったポテトサラダ、和風ミネストローネなどがセットになった大満足のメニューです。
割烹料理のお店が出すたまごサンドはちょっとしたお土産としても品がよくて重宝します。日本料理の老舗「なだ万」で修業した御主人の船生さんが、コースの〆として出していたこのたまごサンドは、昆布とカツオのダシ巻き卵をマヨネーズと合わせてホットサンド風に仕上げてあります。
ダシとマヨネーズのまろやかさに、黒コショウのアクセントが効いたクセになる美味しさ。テイクアウト、贈答用の重箱入りは前日までの要予約です。
【ダシ巻き系】俺の Bekery&Cafe(恵比寿駅)
写真:厚焼きたまごサンドイッチ680円
1皿分に卵を4個使用した極厚サンド!
「企業秘密の技法で他にはない厚さに仕上げました」
フレンチから割烹まで幅広く展開する「俺の」シリーズのカフェで一番人気のたまごサンドは、フレンチの技を使って焼き上げた和風ダシがほんのり香る厚焼き卵をサンドしてあります。
パンは、1日2000本を売り上げる俺の生食パンがさらに進化した「銀座の食パン~香~」を使用。ほんのり甘いパンにからしマヨネーズと、存在感抜群の厚さ2.5cmの卵焼きがプリンのように滑らかで、ぺろりと食べられる極上の味わいです。
【オムレツ系】レストラン 香味屋(入谷駅)
写真:タマゴサンド1150円
口の中でとろけていく極上食感。
「パンの食感を大事にしながら具を作っています」
基本を忘れず守り続けることをモットーにする、大正14年創業の老舗洋食店では、白を基調とした品のよい空間で食事を楽しめます。洋食店が作るタマゴサンドは、強火と遠火の火加減を駆使したスクランブルエッグがポイント。
ふわふわの卵とバターの風味が一体となり、専門店に発注する1.1cmの薄切りパンでサンドすることで絶妙なバランスのタマゴサンドが完成します。口に入れると溶けてなくなる魅惑のサンドは、食べやすいサイズなのも嬉しいですね。
【オムレツ系】NEW YORK WITCHES(新宿駅)
「サクッとした衣とフワフワの卵を味わって」
こだわりぬいた新鮮食材と長期熟成がコンセプトの高級サンドイッチ専門店で堂々の1位に輝いているのが、「タマゴカツサンド」です。新宿・歌舞伎町界隈でリピーター続出のサンドイッチは、卵焼きをカツにした斬新な具が話題。和風ダシが香るふわっとした卵焼きに反して衣はサクサクで、そのコントラストが楽しい食感です。
低温長時間熟成のパンに、生クリームと調味料をブレンドした甘めの特性ソースと絡み合い、思わずうなるおいしさです。
【定番系】Wa’s sandwich(新宿駅)
「洋食と和風調味料の融合で絶妙な味わいに」
ダシ、味噌、醤油で味付けにこだわる、和テイストのサンドイッチ専門店では、常時15種類ほどのサンドイッチが販売されています。一番人気の「煮たまごサンド」は一見普通のたまごサンドですが、食べてみるとカツオと昆布ダシがふわっと香り、マヨネーズと卵のまろやかさも相まってコクのあるおいしさです。
やはり日本人にはダシや醤油が幸せの味。「Wa’s和卵ミックス」で、煮たまごとダシ巻きの2種類の味の違いを楽しむこともできます。
【定番系】みやざわ(銀座駅)
「ビールなどお酒との相性もいいですよ」
銀座で朝方まで営業している洋食店で作られる、手土産としても喜ばれる「たまごサンド」は、滑らかな黄身とスライサーでカットした大きめでぷりぷりの白身の食感が楽しい卵サラダをサンド。マヨネーズでちょっと固めにまとめてあり、しっかりした塩味が人気です。
食べやすい一口サイズにカットされたサンドイッチはからしバターの風味で意外にもお酒との相性ばっちりです。50年以上も営まれる名店の、どこか懐かしい味をご賞味あれ。
【定番系】柳島カフェ(押上駅) ※現在は閉店
写真:たまごサンド580円
「ひとつ食べればお腹いっぱいのボリュームです」
スカイツリー近くの静かな住宅街に佇むカフェは町で暮らす人たちの憩いの場になるようにと、お洒落で温かい雰囲気のお店です。ここの「たまごサンド」は余分な甘さのないコッペパンが、程よい塩味の卵サラダを引きたてていて美味。コッペパンは軽くトーストされていて、外はカリッとしているのに中はモチッとした食感です。
柔らかめの卵サラダに野菜もたっぷり入り、長さ20cm、高さ7cmとこれ1つでお腹いっぱいの幸せなサンドイッチです。
おわりに
たかがタマゴサンドと侮ることなかれ。こだわりぬいて作ったそれぞれのお店の自信のタマゴサンドは一度はまるとクセになりますので、気になる店舗にはぜひ足を運んでみてください。ダシ巻きやオムレツ系など、味の違いを楽しんで、お気に入りのサンドイッチを見つけてくださいね。行列ができたり予約が殺到するほどのタマゴサンド、ぜひ一度ご賞味ください。
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