駅にいながらご当地メシが食べられる!
撮影/小澤晶子(龍潭)、西﨑進也(めっせ熊) 取材/菜々山いく子
龍潭(沖縄代表)
素材を活かした料理に舌鼓 本場を超える味に出合える店
野菜や肉など、使用する食材の多くは現地から直送。素材を活かした繊細な味付けで、都内に数ある沖縄料理店のなかでも指折りの旨さだ。
特にオススメがソーキそば。もっちりとした弾力あるコシのオリジナル麺と、カツオの力強い風味を利かせたスープとのコンビネーションが絶妙。ランチタイムは沖縄流にジューシー(炊き込み御飯)とのセットで楽しめる。
また、棚に並ぶボトルは、名護市にある龍泉酒造の泡盛が中心。老麹で仕込んだまろやかな口当たりが特長で、料理の味わいをぐっと引き立てる。モンドセレクション最高金賞を受賞した自社製の豆腐ようも自慢の逸品だ。
めっせ熊 東京店(大阪代表)
職人が焼くふっくら生地に地ソースたっぷりで旨さ無限大!
粉モンのいちばん人気は「ねぎおこ」で、甘辛く炊いた牛スジや目玉焼き、九条ネギを豚玉にオン。和風ダシを利かせ、山芋を練り込んだ生地はふっくら感が抜群だ。各テーブルには「ばら」、「ヘルメス」、「ワンダフル」の3種類の個性豊かな地ソースを置き、お好み焼きに“追いソース”をして楽しめる。
また、ランチも見逃せない。780円~のお手頃価格で写真の「お好み焼き定食」をはじめとしたガッツリ系メニューが目白押し。しかもご飯&味噌汁はオカワリ自由という満腹必至の内容だ。
玉丁本店(名古屋代表)
コシの強さがピカイチ!これぞ本場の煮込みうどん
箸で持ち上げるとずっしり重く、シコシコとしたパワフルなコシが歯に伝わってくる。存在感あふれる麺を引き立てるのが、厚削りの宗田節とムロ節をじっくり煮出した濃厚な旨みのダシ。そこに名古屋特産の赤味噌に白味噌を合わせ、奥深いコクがありつつも、すっきりとしたツユに仕上げている。どてやきや手羽先唐揚など、郷土色あふれるつまみも豊富で居酒屋感覚で楽しめる。
米どころん 八重洲店(新潟代表)
ふっくら羽釜炊きご飯を郷土料理のおかずと共に
新潟県のスーパーが直営する定食&居酒屋で、定食を注文すれば、ご飯と味噌汁はセルフでオカワリ自由。このご飯がただ者ではない旨さなのだ。県産の特別栽培米のコシヒカリを使用し、専用の羽釜で炊き上げる。手間を惜しまず少量ずつ火にかけるため、いつでも炊きたてだ。
王道のハンバーグや焼き魚に混じって、「タレカツ丼」や「鮭の焼き漬け」など、素朴な味わいの郷土料理も揃えている。夜はこれらをつまみながら、新潟地酒を傾けるのもいいだろう。
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