麺類
イザメシ おだしじんわり きつねうどん
杉田エース 799円
化学調味料不使用の優しい味で
のど越しつるっと食べられる
特殊容器にお湯を注いで待つこと約10分。缶のままでも手元が熱くならず温かい汁で食べられる。
昆布ダシが利いた関西風の優しい味付けが貴重な存在。麺のツルリとした食感もいい。ちなみに箸は付いていない。
(保存期間3年)
マジックパスタ(カルボナーラ)
サタケ 389円
コシがしっかりとした、
冷めても美味しいパスタ
お湯3分、水20分でアルデンテのショートパスタが楽しめる。
プリっとした食感が特徴で、硬すぎず柔らかすぎず、口の中が乾いていても食べやすそう。想像より薄い味付けのため、中高年層の口にも合うはず。
(保存期間5年)
ご飯もの
【おいしいランキング2位】レスキューフーズ 一食ボックス(中華丼)
ホリカフーズ 1080円
火や電気が無くても発熱剤で
熱々の丼が食べられる
調理済みのレトルトパウチ食品が、一食ごとに加熱剤と共に入ったシリーズ。
場所を選ばずに加熱・加温可能のため、とろみの付いた熱々の中華丼が約30分で完成する。大きめの具が入り食べ応えバツグン。
(保存期間3年6カ月)
【おいしいランキング1位】美味しい備蓄食 サバイバルフーズ 小缶(2号缶)
セイエンタプライズ 3240円
驚きの超・長期保存!
味の満足度も高くコスパ良し
水でも戻せるリゾット。フリーズドライ加工&脱酸素材の組み合わせで、保存期限が今回最長。
1缶は高く感じても長期目線で見ると低コスト。さらに味も小エビのダシをしっかりと感じられ、満足度が高い。
(保存期間25年)
フリーズドライご飯(カレー味)
永谷園 518円
塩分ほんのり控えめな、
ドライカレー風
水でも5分で戻るフリーズドライご飯のカレー味。辛さは控えめで、喉が乾かないための配慮かも。
個人的なツボは永谷園ブランドで定番の、歌舞伎の定式幕デザイン入りパッケージ。非常時に見ると安心できる!?
(保存期間72カ月)
尾西のアルファ米 チキンライス
尾西食品 367円
子どもウケも良さそうな、
しっかりケチャップライス
売り場でも人気が高い尾西食品は、100%国産米を使用。
お湯で約15分、水で約60分と完成まで多少時間はかかるが、ふっくらご飯で食べやすい。味はやや濃いめで、水やお茶の量に余裕があるときにオススメ。
(保存期間5年)
にぎらずにできる 携帯おにぎり(鮭)
尾西食品 216円
手を使わずにおにぎりが完成。
コンパクトサイズもうれしい
今回の中で最も軽いパッケージで、防災リュックの場所を取らないおにぎり型(高地登山者にも人気なのだとか)。
お湯または水を注いでよく振ると三角形に。具が偏らないようになっているとさらにうれしいかも。
(保存期間5年)
甘いもの
チョコえいようかん
井村屋 518円
誰もが開けやすい!
工夫されたパッケージに感動
キラっと光る箔押しが入った箱は、暗所でも見つけやすい。
また今回の中で唯一の点字付きで、片手でも開けやすく、万人に開かれた包装に感激しきり。チョコ味の羊羹は柔らかく水気があり、つるりと食べられる。
(保存期間3年)
エマージェンシークッキー (チョコレート)
河本総合防災 356円
手軽さ・軽量さはピカイチ。
味・食感はもう少し工夫を
ひと袋で1食分のカロリーを補える栄養機能食品で、小さく軽く、保存期間が長いのがうれしい。
ただ僭越ながら、非常時以外では遠慮したいお味。小麦のニオイが強く、口の中の水分が無くなりそうなパサ付き具合。
(保存期間7年)
【おいしいランキング3位】イザメシ 黒みつきなこ餅
杉田エース 411円
もちもち食感まで1分!
ほっと安らぐ和スイーツ
薄い乾燥餅が6枚入り、付属の「戻し水」に浸して黒蜜ときな粉をかければ、あっという間にもちもちの甘味が完成。
どんな場所でも和風デザートが楽しめる。フォークやお箸が付いているとさらに助かるはず。
(保存期間3年)
パン
缶 de ボローニャ(レーズン)
ボローニャ 454円
手の平サイズで食べやすく
バターの風味がしっかり香る
ひと缶に手の平サイズのデニッシュパンが2個入り。
「缶」から連想されるイメージとは違って感動的なまでにバターの香りが豊かで、しっとりと上品な甘さ。マフィンカップ入りで手が汚れない工夫があるのもすごい。
(保存期間3年6カ月)
【おいしいランキング3位】アキモトのパンの缶詰 PANCAN (ストロベリー)
パン・アキモト 464円
しっとりふわふわ!
普段から食べたい美味しさ
イチゴジャムがマーブル状に練り込まれた柔らかい白パン。
パサつきが一切なく、口の中をむしろ潤してくれるかのようなしっとりさで美味。薄紙に包まれていて食べやすいが、紙とパンの境が少し分かりにくいかも。
(保存期間37カ月)
いざという時のためのアイデア食はコレ!
2018年の世相を表す漢字はまさかの「災」(日本漢字能力検定協会発表)。都内の小売店担当者によると、今年の防災食の売り上げは高め安定。これまでは災害が落ち着く頃に需要も下がる傾向にあったが、今は買い物客が途切れないのだそう。
売り場をのぞくと、防災コーナーの一角とは思えないような美味しそうなパッケージがずらり! 数々の甚大な災害経験を持つ日本では、防災食の種類が増加中。実はライターの不肖・赤谷、非常用カバンは作っていたものの、防災食の備えは一切なし。そこで今回は売り場での人気を加味しつつ、個人的好みで選抜した防災食を食べ比べ!
一部をのぞくと、ほとんどが手や付属のスプーンで食べることができ便利。細かいことだが「レスキューフーズ 」の中華丼は“レンゲ”が付いていて、雰囲気も普段の食事のように味わえる。
また災害時はストレスでだ液の量が減ることもあり、水分量が多いおかずやデザートは特に助かるはず。初体験のパンの缶詰は驚くほどしっとり柔らかで、人気が高いのもうなずける。
包装大賞は何といっても「チョコえいようかん」。年配者・障害者にも食べやすい工夫が多い。美味しい非常食は、災害時はもちろん保存期間の入れ替え時の実食も楽しめる。皆さんもぜひ記事を参考に備えてみては。
結論
災害時こそ、「味わう喜びと楽しみ」を!
企業努力が詰まった日本の防災食は超ハイクオリティでアウトドアや日常使いでも問題無し!!
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。