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『かぶら屋』

上から、シロ・レバー

3大チェーン最安値!串とおでんの両輪もよし

とにかく安いッ!!串ものは100円〜というか、焼きとんはオール80円。アルコールも生ビール398円、サワー298円〜。
また、メニューには、焼きとんだけではなく“黒おでん”というもうひとつの大きな柱もある。

上から、ハラミ・ガツ
刺身串のホルモン串(酢味噌か辛ダレが選べ、写真は辛ダレ/120円)
モツ煮(280円)

おでん
黒はんぺん(100円)、大根(120円)、牛すじ(130円)

[種類]コメカミ、テッポーなど9部位ほど。焼きとんの種類は店舗差あり。
[価格]1本80円~
[煮込み]モツ煮(280円 根菜入り、味噌味)
[ドリンク]生ビール中(398円)、レモンサワー(298円)など20種前後。店舗によって若干の違いあり
[席料]なし
[店舗数]池袋1号店、石神井公園店など関東を中心に全64軒

時代が変わっても焼きとんは庶民の味方!

ふた昔前までは“焼きとん”といえば、年季入った店(いい意味で)で、年季入った客(こっちはいろんな意味で)が、赤ら顔でカッ喰らうもん。それが、いつの間にやら、若者客も多いチェーンのメインメニューになっているとは……。これには豚さん自身が一番ビックリしてることだろう。

過去に何度も行ったことのある、この焼きとんを売りにする3チェーンですが、まずどの店も安い!
昭和の時代から焼きとんっていうのは“庶民的で安いツマミの代表格”であり、それこそが最大の魅力だったのですが、
その伝統を令和の今もしっかり引き継いでいるのは、もしかすると専門店よりもチェーン店なのかもしれない。

そんな安さの中にも3チェーン独自の特徴がある。

まず『四文屋』。ここはもうとにかく“豚のモツを喰うための居酒屋”だ。
他チェーンを凌駕する焼きとん、冷製豚といった豚モツのメニュー品数!
その質も「これだけの食材をよく多店舗に供給できるな……」と感服しきり。
ちなみに、豚モツなど肉系以外の品といえば、サイドメニュー的なものくらい。

紅とん』はバラエティーに富んだメニュー、そして酒の種類の豊富さが抜きんでる。
ホッピーの焼酎ナカの量り売り(ボトルにはちゃんと焼酎ナカ・1杯200円分の目盛りが入ってます)は、
ホッピー好きには心躍るシステム。とにかく“酒が進む店”だ。

かぶら屋』はとにかく安いことにプラスして、黒おでんというもうひとつメニューの柱がある
チェーン店というと、多人数でいくこともあると思うが、メンバーに「内臓は苦手……」なんて人がいても、
お財布的な意味も含め安心して来店できる。

焼きとん、豚モツに特化して味わいたい時は『四文屋』。呑みに重きをおきたければ『紅とん』。
グループで安く楽しみたいなら『かぶら屋』。それが焼きとんチェーンの堪能法だ!!

文・撮影/カーツさとう
※各項目の数字は2020年9月25日現在のものです。
※3チェーンともにメニューの価格はすべて税抜きです。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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