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「質より量」の食生活が産んだ、「食への無頓着」

ライブが終わると、差し入れをくれるお客さんがたまにいた。

コンビニでチョコレートを買ってきてくれて、ライブの感想を伝えるのと一緒にそのチョコレートを渡してくれるのだけれど、
私はこの板チョコ一枚で3日過ごしていたので、出待ちの対応ではなく配給の時間だった。

これは本当に助かった。

こんな食生活をしていくと、もう普通にいかなる食事であっても美味しくいただける身体になってしまう。

100円の食事でも、1000円でも一万円かけようが、美味しいことには変わらない。

もちろん味の差は感じるし分かるのだけれど、胃を満たすためだけの食事を何年も続けた結果、どのご飯を食べても美味しく感じるので、一人で食事をするときはお金をかけても仕方ない、と思うようになってしまった。

お酒も飲まないので、あまり食費をかけることがないのだけれど、私が幼い頃に想像していた大人っていうのは、もう少し食に対してお金をかけて、豊かな食生活を送っていた。

食は生活を豊かにするという言葉を耳にしたことがある。

まずは、普段食べているお米を、ブランド米にしてみるところから、大人の食生活の第一歩を踏み出してみたいと思う。

前田裕太(まえだ ゆうた)
1992年8月25日生まれ、神奈川県出身。愛媛県の名門、済美高校野球部の同期である高岸宏行とのお笑いコンビ「ティモンディ」のツッコミ担当。趣味はサッカー観戦、読書。テレビ番組で披露した絵の実力も話題になるなどマルチな活動で注目を浴びている。コンビの野球経験をいかしたYouTubeチャンネル『ティモンディベースボールTV』は登録者数25万人超え。

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