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あの頃、天ぷらうどんはアメリカンドリームだった

食費というのは、どれくらいかけるものなのだろうか。

家で自炊をしたとしても、いくらでも高級な食材は手に入るから外食の方が安く済む場合だってザラにある。

私は月に3〜4万円を目安に食費として使っているのだけれど、余裕のある大人は食に対して、どれくらいの金銭をかけるものなのだろうか。

あまり外食が続くと、なんだか贅沢をし過ぎていて、働きに見合った食事をしていないように思えて罪悪感が湧くし、

いいお店に行くと嬉しい反面、この食事のレベルをするのが当たり前になってしまうと、今感じている感動は当たり前になって、また同じものを口にした時に感じる喜びもどんどん少なくなってしまうのではないか、と怖くなったりもする。

うどんに、天ぷらをつけて贅沢した!ハッピー!と思える人間性を失いたくない。

腹が減っているなら天ぷらなんてつければいいと簡単に言う人もいるだろう。

ただ、ほんの2、3年前まで激貧生活を送っていた底辺芸人からすると、そもそもうどんを食べるということが幸せであって、天ぷらをつけるなんて、アメリカンドリームなのだ。

果たして天ぷらが米国のものかは分からないけれど。

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極貧時代に開発した満腹メニューたち...
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ティモンディ前田裕太
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