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日本橋の老舗が手を組んだ、超豪華な創業祭メニュー

1818(文政元)年、初代が九段坂に創業した和菓子業『井筒屋』をルーツにもつ『榮太樓總本舗』。1857(安政4)年三代目により日本橋へ移転し、屋台で出した金鍔(きんつば)が評判となり人気店に。

その後『榮太樓』と自らの幼名を冠した店舗を構えた。安政年間に看板商品である「梅ぼ志飴」や文久年間には甘納豆の元祖となる「甘名納糖」を生み出したのだそう。

戦前には東京一の繁盛店と呼び声高い店になりながら、東京大空襲で店舗や工場が焼失するなど、さまざまな時代をくぐり抜けてきた同店。戦後再建された日本橋本店内には喫茶室を開設し、日本橋のお休み処として親しまれてきた。現在のイートインスペース「E-Chaya」もなかなかの居心地の良さだ。

イートインスペース「E-Chaya」
イートインスペース「E-Chaya」
飴だけでなく和菓子やギフトなど多数揃う
飴だけでなく和菓子やギフトなど多数揃う

昭和生まれの方なら「はーい、えいたろうです!」と軽やかに歌われるCMソングは記憶に刻まれているのではないだろうか。

そんな『榮太樓總本舗』の創業祭が、2022年4月29日(金・祝)まで開催中。創業祭ではこれまでさまざまな催しが行われてきた。例えば2019年には「あんころ餅の振舞い」が実施されたそう。

今年2022年は、日本橋に店舗を構える名店とのコラボレーションを展開。参加しているのは、1690(元禄3)年創業の日本茶の老舗『山本山』、鰹節や出汁と言えばの『にんべん』、“味附け海苔”を生み出した『山本海苔店』、パリの伝統製法にこだわるブーランジェリー『メゾンカイザー』(※『山本山』と『メゾンカイザー』は通常メニューでもコラボ)。なんとも豪華なラインナップではないか。

創業祭のメニュー
創業祭のメニュー
焼き立ての金鍔も提供
焼き立ての金鍔も提供

伝統にあぐらをかかない老舗が大好物なライター、私、市村が早速伺った!

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創業祭限定メニューをいざ実食!...
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市村 幸妙
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