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【ワンタン】『くぬぎ屋』@伊勢佐木長者町

愛情と真心あふれる優しい旨さに何度もリピートしたくなる1杯

“とぅるるんっ”と口に飛び込んできて、豚やエビの風味が澄んだ味わいのスープと一体となって広がっていく。嗚呼、これを快感と呼ばずして、なんと言おう。

ミックスワンタンスープ(並・塩)990円
ミックスにはオリジナル(豚)とエビ、両方のワンタンが入る。スープは醤油味と塩味から選べる

この旨さの奥にあるのが、実直な手仕事の積み重ね。豚肉はその日挽いた分だけを仕込み、エビは半割りにしてプリッとした食感を際立たせる。それらの具材を、一つひとつ、ふんわり優しく包む手つきには、ワンタンへの愛情があふれていた。

たっぷりの湯で泳がせるように茹でてから、手間ひまかけて丁寧に炊いた鶏スープに浮かべれば、唯一無二の一杯が完成する。真心がこもったその味は、まさに格別だ。

『くぬぎ屋』

[住所]神奈川県横浜市中区羽衣町3-59-1
[電話]045-261-6656
[営業時間]11時~15時、17時~翌1時(土・日・祝は通し営業)
[休日]火(祝・祝前日は営業)
[交通]横浜市営地下鉄ブルーライン伊勢佐木長者町駅3A出口から徒歩3分

【レバニラ炒め】『レバニラ定食 kei楽』@清瀬

鮮度、味付け、火入れにこだわった究極のレバニラに降参するしかない!

正直に言うと、レバーが苦手だったんです。でも、同店のレバニラには、ひと口目から胃袋をガッチリ掴まれた!

庄内豚レバニラ定食(ご飯、スープ、漬物付き)1290円
ひと口大のブツ切りしたレバーが約10個も入って、食いしん坊も大満足のボリュームだ

ご覧のように、よくあるスライスではなく、食べ応え抜群のブツ切りで作る。下味を付けてレアに揚げ、特製ダレで炒めた、たっぷりの野菜と鍋の中で合わせれば、火入れジャストなしっとり感から芳醇な甘みが広がり、猛烈にご飯を呼ぶではないか。むろん新鮮ピカピカなのでクセや臭みもまるでない。

常時用意しているのが庄内豚で、他にも店主がつくば市まで買い付けに行くローズポークや北海道から届く蝦夷鹿、国産牛や鶏のレバニラも、仕入れ次第でメニューに並ぶ。

『レバニラ定食 kei楽』

[住所]東京都清瀬市松山1-20-3
[電話]042-497-9208
[営業時間]11時半~14時(13時半LO)、17時半~22時(21時半LO)
[休日]日
[交通]西武池袋線清瀬駅南口から徒歩5分

撮影/大西尚明、取材/菜々山いく子

※2022年5月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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