日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:スダチ
よくある間違い:スカン
スダチは、ユズやカボスなどと同じ香酸柑橘に分類されます。古くから果汁は食酢や、焼き魚などの風味付けに使用されてきました。ハウス栽培もされているため、四季を通じて手に入りますが、露地栽培の旬は、8月から10月にかけて。香りを楽しみたいなら、露地ものが一番です。
スダチの生産量トップは徳島県で、全国の生産量のおよそ98%を占めています。
果皮は濃い緑色というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、熟すとミカンのような黄色になります。 果皮が黄色くなると香りと酸味は若干減少しますが、問題なく使用することができます。
果汁を搾って焼き魚や松茸料理にかけるのがお薦めですが、ハチミツを加えて水で薄めてジュースにしたり、お酒に入れたりするとさわやかな酸味を楽しむことができます。果皮をすり下ろせば薬味として使用することもできます。
スダチとカボスを混同してしまいがちですが、カボスは大分県の特産品で、サイズが大きく、スダチの2~3倍ほどあります。
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