2022佐渡ロングライド210!
さて、そこで今回参加した「佐渡ロングライド210」は2006年に初開催。今年でなんと17回目を数え、毎年5月全国から3000人超のサイクリストが集結して開催されている。日本屈指のサイクルイベントのひとつと言ってもいい大会だ。
ただ、2020、2021年は、新型コロナウイルス感染症の影響によって2年連続の中止に。今年は開催できるのか、多くのファンが気を揉むなか、2月18日にようやく開催が決定。3月1日からエントリーが開始されたのだった。
開催場所となる佐渡島は、ご存知の通り、新潟県沖合の日本海に浮かぶ日本最大の離島だ。メインとされるルートは、その海岸線に沿って一周、走り応えも見応えもたっぷりの走行距離210kmというコース(大会名後ろの210はここから)だ。
もっともこのAコースを制限時間内に走り切るにはかなりの実力が必要とされる。でも、大丈夫。初めてだし、もう少しゆったり、美しい景色を余裕を持って見ながら走りたいというならば、半周のCコース100kmもある。
そして半周を完走したCコースのゴールから、内陸部・佐渡島の里山を横断してスタート地点に戻るBコース130km、さらに今年から、最上級者向けのスペシャルクラスSコース180kmも開設されるという情報も。Aコースの210kmより距離こそ短いが、獲得標高差が2558mという、驚異の山岳コースなのだ。
ちなみに、ブオンターレは2018年に初参加でCコースを、2019年はBコースを走って完走。すっかり佐渡ロングライドの気持ちよさに魅了され、リピートを決意した。
で、3年ぶりの今回はというと、2年のブランクもあることだし、再度Bコースにチャレンジすることにしたのだ。本番は5月15日(日)。だけど、それに向けて週末は荒川サイクリングロードを少しずつ距離を伸ばして調整(という名のリハビリ)。実はそうやって本番を意識しながら練習したりするのもまた楽しいのだ。
次回はいよいよ佐渡に向かう!
取材・撮影/ブオンペダーレ池田 記事冒頭写真/(c)佐渡ロングライド実行委員会