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夏の風物詩・津軽鉄道の風鈴列車が、「きのこの山&たけのこの里」仕様になって“走る”!

明治と津軽鉄道は、2022年8月17日~31日までの期間限定で、津軽鉄道・走れメロス号を『夢見るきのたけ号』として運行すると発表。ともに広く知られる存在ながら、何の関係もなさそうなチョコレート菓子と風鈴列車がなぜコラボしたのでしょうか?

文/おとなの週末Web編集部、写真/明治、津軽鉄道

「風鈴列車」の津軽鉄道で『夢見るきのたけ号』が限定運行

写真は「走れメロス号」の車両内に設置されている風鈴(左)と、 「きのこの山」「たけのこの里」を模したオリジナルの風鈴(右)。こちらも津軽金山焼の協力のもと制作された本格派
写真は「走れメロス号」の車両内に設置されている風鈴(左)と、 「きのこの山」「たけのこの里」を模したオリジナルの風鈴(右)。こちらも津軽金山焼の協力のもと制作された本格派

今回、「きのこの山・たけのこの里」×「津軽鉄道」のコラボレーションで運行することになった列車は、その名も『夢見るきのたけ号』。

津軽鉄道では、まだ冷房機器がなかった1982年から『走れメロス号』を夏限定で運行。車内に設置した風鈴が涼しげな音色を奏でるのが特長で、今では“風鈴列車”として広く知られる存在となりました。

そんな『走れメロス号』が今回、期間限定で『夢見るきのたけ号』として運行されることになったのです。

車両前面を見ると、「きのこの山・たけのこの里」の分身(?)である「きの山さん」と「たけ里ブラザーズ」が描かれたヘッドマークやステッカーなどが配され、歴史を感じさせる車両とのコントラストが絶妙なポップさを醸し出しております。

また、車両内には本日20日より、津軽金山焼の「きのこの山」「たけのこの里」オリジナル風鈴も設置予定。

ちなみに、『夢見るきのたけ号』の運行区間は、津軽五所川原駅~津軽中里駅の全区間となっています。

「チョコレートと電車」異色のコラボなぜ実現?

『夢見るきのたけ号』の中吊りにも掲載される調査結果。青森県民はきのこの山・たけのこの里に縁が深い?
『夢見るきのたけ号』の中吊りにも掲載される調査結果。青森県民はきのこの山・たけのこの里に縁が深い?

さて、いっけん全然関係なさそうな両者のコラボはなぜ実現したのでしょうか?

明治によると、発端は2020年に行った『きのこの山・たけのこの里 国民大調査2020~愛こそニッポンの元気プロジェクト~』だそう。

この調査で、青森県は『「きのこの山」の夢を 「よくみる」と回答した割合が高い都道府県』第1位に! そして、『「たけのこの里」の夢を 「よくみる」と回答した割合が高い都道府県』でも第3位になったといいます。

ここまでの経緯だと、「なぜ津軽鉄道?」という部分がピンとこないわけですが、夏といえば本来チョコレートには厳しい時季。せっかく買ったチョコが溶けてベトベトに……といった経験、一度や二度はありませんか?

しかし! 「きのこの山」「たけのこの里」は冷やしても美味しいんです!! という点を訴求するべく明治はリサーチを開始。青森県内で“涼”のイメージがあり、夏の風物詩として知られる 「風鈴列車」とコラボできないか? と提案したところ、まさかのふたつ返事で津軽鉄道側が快諾。

「あの有名な 『きのこの山』『たけのこの里』と初めてコラボをすることになるなんて。しかも、ご相談いただいてからわずか1か月で 『夢見るきのたけ号』を運行できるとは、それこそ 『夢見る』ようで、実現できるとは正直思っていなかったです」

こちらは担当の津軽鉄道 総務課・白鳥さんによるコメントです。じつは白鳥さん、「きのこの山」派だといいますが、それもコラボ実現をアツく後押しした理由かもしれません。

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期間中は“冷やし”「きのこの山」「たけのこの里」の無料配布も...
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おとなの週末Web編集部 高瀬
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