うなぎや せきの(さいたま/うなぎ)店主が惚れ込んだ“幻”の四万十鰻

四万十鰻うな重(並)。美しい仕上がりには職人歴50年の店主の技があらわれている

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、さいたま市浦和区にあるうなぎ店『うなぎや せきの』です。 ※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、さいたま市浦和区にあるうなぎ店『うなぎや せきの』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています

清らかな身の旨さを十四代や而今などの希少な日本酒と共に

たまの贅沢ならば、えいやと電車に飛び乗って浦和まで行ってしまおう。店主の関さんは問屋から修業を始めて、うなぎ一筋50年。今まで途方もない数を捌いてきた彼が、並ぶもの無しと惚れ込んだのが、「四万十鰻」だ。

曰く「自分も泳ぎたくなるくらい綺麗な池」で、むやみに肥え太らせず、一年半の時をかけて育てられたそれは、味が濃く、口どけの良い清らかな脂を身にたたえる。香りだって山椒を振るのをためらうほどに爽やかだ。

四万十鰻うな重(並) 5280円

『うなぎや せきの』四万十鰻うな重(並)5280円。見た目にも美しい仕上がりには職人歴50年の店主の技があらわれている。あっさりとしたタレが四万十鰻の風味を引き立てる

焼き上がりを待つ間に気分を盛り上げてくれるのが、ヒレや肝などのうなぎ串に、氷見の漁場から届く日ごとの刺身などの一品料理。さらにカウンター奥の冷蔵庫に目をやれば、入手困難な日本酒のボトルがズラリと並び、中でも十四代や而今(じこん)の揃えは専門店を凌ぐほど。こんな店に出合えた至福の余韻に、帰りの車中もずっと心の高揚が止まらない。

『うなぎや せきの』

[住所]埼玉県さいたま市浦和区仲町2-2-6ライオンズマンション1階
[電話]048-678-3337
[営業時間]11時半〜13時半LO(金・土・日・祝のみ)、17時〜22時半(22時LO)
[休日]月曜日(祝日は不定休)
[交通]JR京浜東北線ほか浦和駅西口から徒歩7分

撮影/谷内啓樹、取材/藤沢緑彩

※2022年8月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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