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月刊誌『おとなの週末』8月号が発売されました。巻頭の特集は「絶対満足できるご褒美うなぎ」。7月23日と8月4日の「土用の丑の日」(2022年は2回)を控え、東京を中心に水戸、小田原、さいたま、名古屋、三重で大規模な調査を実施した充実の内容です。その中から、「東京のうなぎ・スタッフ覆面座談会」の模様を転載してお届けします。

有名人も訪れる知る人ぞ知る名店

戎「地味なエリアで言えば、僕らが見つけた『高瀬』もそう。小宮駅という、この仕事をしてなかったら行かないような駅が最寄りなんですけど」

池「実は有名人も訪れていて、知る人ぞ知る感じだったな」

戎「店を回る時、僕も武内さんと同じようなポイントで判断したのですが、食べれば食べるほど評価がわからなくなることもあったんです。そんな時は、また訪れたいかどうかも判断の基準にしました。僕の好みはふっくらとしたうなぎで焼きの香ばしさがあること。タレは濃すぎず、素材そのものの味がしっかり感じられるもの。条件を満たす理想のうな重がここだったんです。箸が止まらない“沈黙系”で。美味しいうなぎってカニのように無言になるんですよねえ」

池「カニもうなぎも高価だから、店選びも失敗したくないよね。そんな中、なるべくリーズナブルに美味しく食べてほしいというオーラにあふれていたのが『小ノ孝』と『三代目むら上』。それぞれバックボーンは違うけど、どちらもこの値段でいいの? ってなる。ちゃんとした仕事をしつつも庶民の味方であり続けようとする愛に感謝なのだった!」

肥「新橋のビジネスマンのために価格を抑えてくれてる『新橋まほろば』もそうだよ。『明神下神田川支店』も蓋を開けた時に『わあっ』となる喜びを味わってほしくて大きめサイズにしてるんだって。イイ店の店主のみなさんってうなぎへの愛だけじゃなくお客さんへの愛があふれてるんだよね」

武「シラスウナギの不漁&物価上昇もあって高価になる一方のうなぎですが、今回は良心的な価格の店を厳選したので自信を持っておすすめできますね」

肥「でもうな重4500円前後までの価格帯という縛りがあったから店探しは大変だったあ。味と価格と特別感に思わずガッツポーズしちゃったのが、最高級ブランド『共水うなぎ』のみを扱う『恵比寿鰻松川』。ぜひここは読者のみなさんに紹介したくて、店主にほぼすがりついて取材を頼んだよ(笑)。最近は全部断っているそうだけど受けてくれて感謝だわ~」

『鰻家』(東京都豊島区)の「うな重特上」
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おとなの週末Web編集部
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