×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

ついに冷凍自販機だけのショップが登場! ブームここに極まれり

さまざまな冷凍自販機に出合ってきたが、ついにここまできたかと驚いたのが、JR大森駅西口に開店したFROZEN24マート』。

こちらはなんと、全国から選りすぐった人気店や名店12軒の味を6台の自販機から購入できる、冷凍自販機の専門店。

ラインナップの一部を挙げると、仙台の牛タン専門店『和顔』の熟成牛タン。自然解凍か流水で解凍し、フライパンでジューッと焼けばOK。自家製の塩ダレがご飯を進ませる。牛タンに加え、ホルモンやハラミも含めて全部で7種類を取り扱っている。

ほか、イタリアンの名店『リストランテ アルポルト』が監修するパスタも販売。「ミートソース」、「カルボナーラ」、「なすのトマトソース」と3種類のソースを用意。いずれも、もちもちした食感の生パスタ付き。これで2人前1200円とは安い!?

スイーツもある。石垣島の無添加・手作り島アイスキャンディー専門店だ。旬のフルーツを1年通じて味わえるように、完熟のタイミングを見極めてカットしたフルーツを瞬間冷凍したものを使用している。

「パイナップル」、「波照間島の黒糖ミルク」、「石垣島の塩ミルク」(各400円)の3種類を用意。原材料もシンプルで素材の美味しさをダイレクトに味わえる。

これこそ、店内で自動販売機とにらめっこすること必至。好みの商品を見つけてほしい。

・6台が一挙に集結! 冷凍自動販売機のショップがJR大森駅前西口にオープン【気になる自販機7】
https://otonano-shumatsu.com/articles/272437

自動販売機のルーツを辿る レトロ自販機の聖地を往く

かつては冷凍でお店の味どころか、自動販売機からできたてのラーメンやうどん、アッツアツのハンバーガーが食べられた。いつからかなくなってしまっていた伝説の自動販売機に出合える“聖地”が、神奈川・相模原にある

『中古タイヤ市場 相模原店』には、なんと95台(2021年5月時点)の自動販売機が集結。社長の斉藤さんは、レトロ自販機を今もなお愛し、動かなくなってしまった筐体を各地から引き取り、自ら修理してかつての輝きを取り戻させている。

その中の1台、ラーメンは醤油ベースのスッキリとしたスープに、製麺会社が専用に開発した中太の蒸し麺を使用。筐体の機能として麺自体を湯通ししているそうで、申し分なく熱々だ。丼を覆うように乗ったロールチャーシューの旨さも光っている。

懐かしのトーストサンドは、「こんがり焼いて40秒」とあるように、筐体の中にある鉄板で挟んで焼き上げる。ちょっと焦げ目がつき過ぎたり、つかなかったり、それはご愛嬌。温めるとパンに塗られたバターの香りがあふれ出し、シンプルながら味わい深い。

ちなみに、先程のラーメンをはじめとする麺類全般とトーストサンドは、敷地内の調理室で作った自家製というからスゴい。自動販売機愛あふれる聖地で懐かしい気持ちになるのもまた楽しい。

・全95台が集まる相模原の“聖地”は想像以上に旨楽しいスポットだった!【気になる自販機3】
https://otonano-shumatsu.com/articles/235301

これからも『おとなの週末』は自動販売機の情報を追いかけていくので、お楽しみに!

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

構成/編集部えびす 撮影/小島 昇(ヌードルツアーズ、コンパーレ・コマーレ、中古タイヤ市場)、沼沢善将(FROZEN24マート)

icon-gallery
icon-prev 1 2
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…