辛い梅昆布茶って!?
激辛マップを見るとすぐ近くにも激辛店が。『純中国料理 麒麟園』から徒歩5分程度、阪急東向日駅を越えたところにある『香月庵』は京の梅こぶ茶、京たけのこを扱う名産品店。
こちらで扱ううま辛商品は、〈とうがらし梅昆布茶〉。粉末タイプの梅こぶ茶で、ピリッと感じる辛味が思いがけずおいしく、ちょっとクセになる味。「飲むだけでなく、粉末調味料としてパスタなどの麺の味付けにもおすすめです」と教えてくれたのは専務取締役の長谷川静江さん。「うちは江戸末期から続く物集女(もずめ)の山のたけのこ農家で、たけのこの水煮からはじめた店なんです」。たけのこが地面から顔を出す前に掘り出す「朝掘りたけのこ」は柔らかさとえぐみのない味わいが自慢。そういえば向日市の観光といえば竹林が有名だったはず……。ぜひ見てみたいところです。
この町はスイーツも激辛。
ぶらぶらと町歩きを楽しみつつ、阪急西向日駅周辺に到着。オープンから4年目を迎える『ちゃばなCafe』の激辛スイーツをデザートにと決めていました。オーダーしたのは〈激辛ベリーロールパンケーキ〉。まずは生地のお味見をと一切れ口に入れます。ムム……唇がヒリつく辛さ。生地に何か入っています。添えられたベリーソースに助けを求めるも、こっちも激辛という容赦のなさ。「生クリームとアイスは辛くないですよ」と笑うのは店長の濱渦晃代さん。自身が辛いもの好きなため、「秘伝の激辛ソース」を駆使して絶妙にうま辛なデザートを生み出しています。舌や唇だけでなく喉までヒリつきましたが、これを目当てにくる人はまったく平気そうだとか。