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辛い梅昆布茶って!?

激辛マップを見るとすぐ近くにも激辛店が。『純中国料理 麒麟園』から徒歩5分程度、阪急東向日駅を越えたところにある『香月庵』は京の梅こぶ茶、京たけのこを扱う名産品店。

こちらで扱ううま辛商品は、〈とうがらし梅昆布茶〉。粉末タイプの梅こぶ茶で、ピリッと感じる辛味が思いがけずおいしく、ちょっとクセになる味。「飲むだけでなく、粉末調味料としてパスタなどの麺の味付けにもおすすめです」と教えてくれたのは専務取締役の長谷川静江さん。「うちは江戸末期から続く物集女(もずめ)の山のたけのこ農家で、たけのこの水煮からはじめた店なんです」。たけのこが地面から顔を出す前に掘り出す「朝掘りたけのこ」は柔らかさとえぐみのない味わいが自慢。そういえば向日市の観光といえば竹林が有名だったはず……。ぜひ見てみたいところです。

たけのこ商品が並ぶ中にからっキーを発見。お湯を注ぐだけで楽しめる粉末の〈とうがらし梅昆布茶〉(スティックタイプ15本入り、594円・税込)は身体が温まり冬に重宝しそう。
〈とうがらし梅昆布茶〉はそのまま飲む以外にも利用できる。「おすすめは焼酎のお湯割り。ペペロンチーノの味付けにも便利ですよ」と長谷川さん。
京都南西の乙訓(おとくに)の地、物集女(もずめ)の山にあるよく手入れされた竹林で、竹の子が頭を出す前に掘り起こす自慢のたけのこ。収穫のシーズンは店で朝掘りのたけのこ販売もしている。
もともと料理屋などに卸していた上等なたけのこ。根本からきれいに獲れないものは出荷できないため、水煮に加工して売り出したのがお店のはじまり。〈筍ご飯の素〉(化粧箱入り、2~3合炊き用、1,112円・税込)。
竹林をモチーフにした店内はたけのこを使った特産品と梅こぶ茶の販売、奥には自家焙煎のコーヒーを提供する『unknown cafe』を併設。

この町はスイーツも激辛。

ぶらぶらと町歩きを楽しみつつ、阪急西向日駅周辺に到着。オープンから4年目を迎える『ちゃばなCafe』の激辛スイーツをデザートにと決めていました。オーダーしたのは〈激辛ベリーロールパンケーキ〉。まずは生地のお味見をと一切れ口に入れます。ムム……唇がヒリつく辛さ。生地に何か入っています。添えられたベリーソースに助けを求めるも、こっちも激辛という容赦のなさ。「生クリームとアイスは辛くないですよ」と笑うのは店長の濱渦晃代さん。自身が辛いもの好きなため、「秘伝の激辛ソース」を駆使して絶妙にうま辛なデザートを生み出しています。舌や唇だけでなく喉までヒリつきましたが、これを目当てにくる人はまったく平気そうだとか。

〈激辛ベリーロールパンケーキ〉(690円・税込)。パンケーキは北海道産の小麦粉に深煎りの玄米粉を足したもの。激辛じゃない、ほうじ茶ティラミス風やはちみつレモンホイップのロールパンケーキもあり、香ばしい生地ともちもち食感がおいしい。
ランチにも激辛メニューあり。〈カランチ〉(1,089円・税込)は、激辛ソースをまとった唐揚げとキムチコロッケとのランチプレート。サクサクの衣にじゃがいもの甘みとキムチの辛みがマッチ。プラス400円でサラダとドリンク、ミニデザートもつく。
1階のほか、2階には座敷が二部屋あり、子連れでも気兼ねなく過ごせる。店の裏手のガーデン席はペット連れのご近所さんに人気のスペース。
店長の濱渦晃代さん。パンケーキ、シフォンケーキやパフェ、アフタヌーンティーなどスイーツメニューが充実。お客さんに「料亭みたい」と評された出汁がじゅわっと染み出すだし巻き卵もぜひ。
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長岡京遺構や筍、竹林も。...
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おとなの週末Web編集部
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