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エメラルドグリーンの美しい「白金青い池」

美瑛駅から南東へ車で約20分の場所に位置する幻想的な「白金青い池」は、SNS映えするスポットとして人気の場所です。この池は、十勝岳の防災工事の際につくられた堤防である堰堤(えんてい)に、美瑛川の水が溜まってできました。水が青く見えるのは、上流のアルミニウムを含んだ水が美瑛川と混ざることで生まれる鉱物の成分が、太陽の光を拡散させるためだそうです。

青い池は、季節や天候によってさまざまな表情を見せてくれます。雪解け水が多く流れ込む春は少しグリーンブルー(緑色)に、初夏はライトブルーに。冬は池が凍り、一面白銀の世界を楽しめるほか、冬の期間は夜にライトアップもされます。

思わず何枚も写真を撮りたくなる景色の青い池

美瑛町の素材をギュッ!BETWEEN THE BREADの巨大ハンバーガー

町内には2つの道の駅あがり、そのうち、青い池の少し手前に位置する「白金ビルケ」の中にある「BETWEEN THE BREAD」では、ハンバーガーを販売しています。知り合いのカメラマンさんがオススメだと連れていってくれたのですが、驚いたのがその大きさ!口を開けてもなかなか食べられず、ちょっとずつバンズやレタスを食べていきました。豊かな自然に囲まれた美瑛町で採れた食材をふんだんに使ったハンバーガーは絶品でした。屋外の森に囲まれたテラス席で食べると、さらにおいしく感じます。

BTBバーガーが人気です

色とりどりの花咲き誇る「四季彩の丘」

約15ヘクタールもの広大な丘一面に咲き誇る花々・・・どこを切り取っても絵になるのが、「四季彩の丘」です。美瑛町中心部から南へ車で約10分。春から秋のグリーンシーズンには、ラベンダーやヒマワリ、コスモスなど、季節に合わせた花が咲き誇ります。

園内をトラクターバスで巡ることができ、この日は晴れていて、遠くに旭岳や十勝岳連峰の姿もくっきり見えました。アルパカ牧場では、えさやりしながらアルパカと触れ合えます。

また、自動車の運転免許を持っていれば、園内をカートで巡ることができます。砂利道でガタガタとしながら進むのでちょっとドキドキしますが、それがまたいい思い出になります!遠くの花畑まですぐに到着し、さまざまな角度からの花を愛でることができます。

思わず立ちすくんでしまう美しい四季彩の丘の景色

四季を通じて訪れるたびに違った表情を見せてくれる美瑛町の景色。ぜひ、童話の世界を味わいに来てください。

文・写真/森順子

森 順子

元テレビ北海道アナウンサー。現在は教育サービスの会社を運営しながら地理の楽しさを普及する活動も行っている。地理女net代表/札幌国際大学短期大学部講師/札幌観光大使

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おとなの週末Web編集部
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