10月に入ると牡蠣の水揚げの最盛期を迎えます。そして、11月頃から身が栄養を蓄えてふっくら太り、濃厚でクリーミーになっていきます。そんな旬の牡蠣の旨味を楽しむなら、シンプルな調理が一番! ただし、今回のレシピではちょっと…
画像ギャラリー10月に入ると牡蠣の水揚げの最盛期を迎えます。そして、11月頃から身が栄養を蓄えてふっくら太り、濃厚でクリーミーになっていきます。そんな旬の牡蠣の旨味を楽しむなら、シンプルな調理が一番!
ただし、今回のレシピではちょっとひとひねり。ポイントはウイスキーをひとたらしすることです。牡蠣の濃厚な旨味とウイスキーの芳醇な香りとの組み合わせは病みつきになること間違いなしです!
実は、スコットランドでは牡蠣とウイスキーは定番の組み合わせ。村上春樹の小説「もし僕らのことばがウイスキーであったなら」のなかでも牡蠣にウイスキーをたらして食べるシーンが登場しているのです。
スプーンやれんげなどにのせて盛り付けると、美味しさが凝縮された牡蠣の蒸し汁まで余すことなくいただけますよ。
ウイスキーやブランデーなど、少しアルコール度数の高いお酒や、さっぱりした味わいの麦焼酎と合わせるのがお薦めです。
牡蠣には旨味だけではなく、栄養も凝縮されています。そのため、海のミルクとも呼ばれています。なかでも注目したいのは、亜鉛の含有量です。3~4粒食べるだけで1日の必要量が摂れるほどです。亜鉛は髪や肌、骨の健康を守るうえで必須のミネラルです。また、不足すると味覚障害が発生することもあります。
ただし、プリン体が多めなので、プリン体の数値に難ありという人は1日10粒以内にとどめましょう。
◆材料(2人分)
生牡蠣(むき身)…4~6個
酒…大さじ1
塩、オリーブオイル、レモン…各少々
ウイスキー…少々
◆作り方
1.牡蠣は洗ってアルミ箔の上にのせ、酒をふる。
2.フライパンに水大さじ2を入れ、1を入れて蓋をして中火で4~5分蒸す。
3.器に盛り、塩、オリーブオイルをかけ、レモンを搾り、ウイスキーをたらす。
◆アレンジポイント
生牡蠣が好きな人は生のままウイスキー、塩、レモン、オリーブオイルをかけて食べても美味です。この時も、スプーンやレンゲにのせて牡蠣の旨味を逃さないよう、いただきましょう。ただし、生食する場合は生食用の新鮮な牡蠣を使用しましょう!
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