【買い食いやお土産に最適 テイクアウトも充実!】
『笑福(えふ)シウマイ』 @鹿沼
JR鹿沼駅のすぐ目の前にあるテイクアウト専門店。国産豚の赤身部位と玉ねぎで作る焼売は、肉感がありつつも、あっさりとした味わいだ。蒸しと揚げの2種類が入る「シウマイ弁当」のほか、お土産にも便利な冷凍焼売も販売している。
揚げシウマイ 6個入り900円
[住所]栃木県鹿沼市上野町113-9
[電話]0289-78-0011
[営業時間]11時〜15時 ※売り切れ次第終了
[休日]月
[交通]JR日光線鹿沼駅から徒歩1分
『かぬまシウマイ軒 コンコン』 @樅山
今年2月にオープン。定番の肉シウマイのほかにも、ニラ、五目、海鮮五目とバラエティに富んだラインナップ。さらに、鹿沼駅前の「シウマイ像」をモチーフにした四角い「石像シウマイ」は1個90g前後と大迫力のボリュームだ。
石像シウマイ 200円
[住所]栃木県鹿沼市上石川1866-106
[電話]070-7537-4081
[営業時間]11時〜18時半
[休日]火
[交通]東武日光線樅山駅から徒歩43分
『ヤオハン 東町店』 @鹿沼
鹿沼に本社を構えるスーパーチェーンも街の活性化にひと役買っており、自社開発のオリジナル焼売を惣菜コーナーや冷凍コーナーで販売。たっぷりの玉ねぎと国産豚肉を使用し、香辛料を控えた優しい味わいは誰からも愛される旨さ。
シウマイドッグ 270円
[住所]栃木県鹿沼市東町1-3-32
[電話]0289-62-8881
[営業時間]9時〜21時
[休日]無休
[交通]JR日光線鹿沼駅から徒歩15分
【今後盛り上がり必至「かぬまシウマイ」】
出張の朝、たまたま出くわしたマンションのオーナーに「鹿沼に行ってくる」と伝えたら「ゴルフ?」と尋ねられた。焼売の知名度はまだまだ低いようだ。それもそのはず、この焼売での街おこしをスタートさせたのが、約1年半前で、ネットにも詳しい情報はほぼ無い。そこで本誌取材班は、直接現地へ突撃した!
ここ鹿沼は、そもそも焼売の有名店が数多くあったわけではなく、既存の店が商工会議所の呼びかけに応じ、新メニューとして作った例がほとんどなのだ。材料や形状においても特に規定がなく、あえて言うなら崎陽軒風に「シウマイ」の表記をなるべく使うこと。
そのため各店ごとに味のバリエーションが豊富で『みっちゃん蕎麦』は蕎麦の実で食感を出し、『山いち』では、刻んだチャーシューを皮に包んでいる。この地の特産品のニラを混ぜ込む店も多く、いい意味で個性がバラバラなので、食べ歩きがめっぽう楽しい。
さらに和洋菓子店『Matsuya』が開発したのが、プチシュー。本物と見まごうばかりのビジュアルばかりでなく、味のクオリティにも感動した。
市内を巡っていると、人々が一致団結して、街を盛り上げようという意気込みが伝わってくる。宇都宮餃子に並び、「かぬまシウマイ」が全国区になる日も、そう遠くないのかも。
撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2022年9月号発売時点の情報です。
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