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チャーハンとラーメンのセット、略して“チャーラー”。愛知で親しまれるこのセットメニューを愛してやまない現地在住のライター・永谷正樹が、地元はもちろん、全国各地で出合ったチャーラーをご紹介。前回に引き続き、大阪編。ですが、今回はチャーハンではなく「チャーライ」。それって何!?

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チャーハンは、漢字で書くと炒飯。すなわち、炒めたご飯であり、職人による「炒め」の技術を味わう料理といえる。旨いチャーハンを論じるときも「炒め」によって生まれる味や食感が論点となる。

ところが、世の中には炒めた肉や玉子などをのせた“のせ系チャーハン”もある。それはどう捉えればよいのだろう。

『らーめん 極 本店』外観。店は大阪公立大学医学部付属病院の前
『らーめん 極 本店』外観。店は大阪公立大学医学部付属病院の前

大阪・天王寺にある『らーめん 極 本店』では「チャーライ」というのせ系チャーハンが大人気らしい

チャーライとは、チャーシューライスの略とのこと。チャーシューライスと聞けば、チャーシュー丼の方がしっくりくると思うのだが。それにここはラーメン店のはず。ラーメンとの相性はどうなのか。もう気になって仕方がない。ってことで、自分の舌で確かめるべく店へ行ってきた。

チャーライとラーメンのセットが充実

店の前にある券売機
店の前にある券売機

店に到着したのは、夜8時頃。店の前には券売機があり、食券を購入して入店するシステムのようだ。「らーめん」のミニが付く「チャーライ定食」は、普通盛と大盛、小盛の3種類を用意していて、筆者が選んだのは普通盛の「チャーライ定食」(950円)。

ちなみに「らーめん」はミニしか選択肢がなく、普通盛のらーめんとのセット「らーめん定食」(1050円)はチャーライが小盛になる。らーめんもチャーライもガッツリ食べたい! という場合は、それぞれ単品(らーめん790円、チャーライ650円)で注文しなければならないのが玉にキズ。

店内の壁に貼られたメニュー
店内の壁に貼られたメニュー

店内はカウンター席のみで10席あるかないか。らーめんは、白とんこつと黒とんこつ、かつお節とんこつ、鶏塩らーめんの4種類から選べるほか、麺も太麺と細麺がセレクト可能。筆者は、デフォルトっぽい白とんこつの細麺をチョイス。

卓上の調味料。わさび入りチャーライたれが気になる……
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チャーライは大満足! でも……...
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永谷正樹
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