新たな「うどん酒場」震源地・中目黒を歩く
博多スタイルのうどん酒場『イチカバチカ』、そして地元博多での火付け役とも言われる『二◯加屋長介(にわかやちょうすけ)』が相次いでオープンしたのが2016年。うどん酒場ブーム到来!と盛り上がったのは記憶に新しい。
で、お酒とつまみを楽しんでからうどんで〆るってスタイル、うどん好きにならずとも、すっかり定着したような気も――。
とそんなことを考えながら、ライター池田と、自称うどん通という編集・戎と一緒に中目黒に繰り出した。
戎「博多うどんの名店として六本木ヒルズで名を馳せた『はし田』が中目黒に登場しましたね。これはニュースです(ワクワク)」
池「あれ?キミ、自分は讃岐派って言ってなかったっけ?」
戎「……い、いや、ふわやわでアゴダシの効いた博多うどんも好き!それにうどん酒場っていう文化の発祥は博多ですからね」
池「そうそう、そのダシで食べる焼肉はさっぱりして確かにイケる。焼肉だけど和食居酒屋っぽい」
戎「あとに控える博多うどんは、飲んでる最中から楽しみだし、とらふぐ唐揚げとか、博多っぽいつまみもいいですしね。で、リニューアルしてより飲めるお店になった『饂飩酒場もちこし』。ここには揚げたての魚貝系天ぷらと旨い日本酒があります!」
池「む。このイリコ系のダシ、なんやかんやいうてキミ好きやろ?飲んだあとには染みるよなあ。あとな、なんでか〆がうどんだと旨い日本酒が呑みたくなるねん!」
戎「うどんは大阪寄りですかね」
池「うーむ、中目黒、いいぞ」
戎「そして『二◯加屋長介』改め、『博多ちょうすけ』に突撃〜」
池「うどん酒場のはしごって“一軒で〆まで満喫”ってコンセプトには反する気はするが……(笑)」
戎「博多天に、明太子、雲仙ハムカツに、胡麻カンパチ……って、さすがにつまみが豊富ですね〜」
池「酒の揃えはどないや?」
戎「自家製サワーいけます。ボクは長介白湯檸檬サワー推し〜!」
池「よ〜し、〆は博多っぽく、もつ醤油つけうどんにしよっ。桜エビもいっぱいかましてっと」
戎「中目黒、新たなうどん酒場の震源地となる予感大です!!」
撮影/西崎進也、取材/池田一郎
※2022年12月号発売時点の情報です。
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