『手打ち 蓮(れん)』’22年12月1日OPEN! @森下
腕白な手打ち麺とやさしいスープの掛け合いの妙
麺は、もち小麦を取り入れた流行りの手打ち麺。もちもちちゅるんとした独特の食感と強靭なコシ、強烈なうねりを併せ持つインパクトのある麺で、期待どおり口の中で暴れ回る。それを受け止めるスープもさぞかし力強いことだろうと思いきや、なんとまあやさしい味わいだこと!
醤油ら〜麺 880円
水出しした冬どんこのダシで鶏や魚介を炊いていて、穏やかな旨みが広がる。店主の出身地である鹿児島の醤油をタレに使っているから、スープもほんのり甘め。1枚40gもある大ぶりのチャーシュー(しかも2枚!)と腕白な手打ち麺、やさしいスープによる絶妙な掛け合いに引き込まれていく。
[住所]東京都墨田区千歳3-16-2
[電話]非公開
[営業時間]11時半~14時半、18時~20時、日・祝11時半~14時半
[休日]日・祝夜、月
[交通]都営新宿線森下駅2番出口から徒歩7分
『支那ソバ おさだ』’21年12月20日OPEN! @大山
名店仕込みのワンタンはマストでオーダーせよ
てるてる坊主型のワンタンは、修業先『支那ソバ かづ屋』のトレードマーク。豚の赤身と長ねぎ、玉ねぎ、生姜、調味料を乳化するまで練り上げるところまでは本家譲りだが、「もっとなめらかな、チュルッとした食感にしたい」と、皮は店主好みの薄めに仕立てている。
ワンタンメン 990円
ハチミツを塗って香ばしく焼き上げた豚肩ロースの焼豚も、『かづ屋』ファンには馴染みの存在。動物系と魚介系をバランスよく合わせたスープにも名店のDNAが脈々と受け継がれていて、「そうそう、この味!」と笑みがこぼれる。オープンから1年にして、すでに漂う老舗の貫禄。またひとつ新たな名店が誕生した。
[住所]東京都板橋区大山金井町38-1
[電話]非公開
[営業時間]11時~15時 ※売り切れ次第終了
[休日]水、不定休
[交通]東武東上線大山駅東口より徒歩3分
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