東京の三ツ星ラーメン新店「醤油編」ラーメンの今がわかる厳選7軒　

2023年2月7日 / まとめ記事

おとなの週末Web編集部

『Ramen　Break　BeatS（らーめん　ぶれいく　びーつ）』’22年1月8日OPEN！　＠目黒・油面地蔵通り

味も見た目も完璧なハイスペックイケ麺

見よ、このシュッとした佇まい。箸を入れていいものかと一瞬ためらうも、グラマラスな醤油と鶏の香りの誘惑に、我慢の限界だ！舌の上にのしかかる力強い旨みは地鶏「天草大王」がもたらすもの。その後ろから、天然醸造醤油の芳醇な風味が追いかける。

特上醤油らぁ麺　1550円

『Ramen　Break　BeatS（らーめん　ぶれいく　びーつ）』特上醤油らぁ麺　1550円　鴨肉や国産豚のワンタンがのるゴージャスな内容。サクサクのフライドエノキが旨みを重ねる

パツンと歯切れのよい麺は香り豊かな北海道産小麦、チャーシュー用の豚ロースは「やまゆりポーク」、鶏ムネ肉は「大山どり」。コリコリのメンマは国産の糸島メンマ、ねぎは九条ネギと、脇を固める素材も国産ブランドを貫く。それも、フレンチやイタリアン、和食と各方面で腕を磨いた店主が腕によりをかけて。見かけ倒しなわけがない。

『Ramen　Break　BeatS（らーめん　ぶれいく　びーつ）』

［住所］東京都目黒区目黒4-21-19
［電話］非公開
［営業時間］11時～15時半　※記帳開始9時45分
［休日］月、第1･3火
［交通］東急東横線祐天寺駅東口から徒歩13分

『Made　in　Tokyo　らーめん　松』’22年4月21日OPEN！　＠北綾瀬

古き良き味わいを磨き上げた新・東京ラーメン

丼から立ち上がるカツオの香りが食欲をそそる。ゴマ油で揚げた千住葱の香ばしさをアクセントに、すすり心地のいい平打ちに近い太麺で、あっという間に完食。動物系の脂に頼らず、豚の背骨・豚肉・鶏ガラ・鶏肉・香味野菜、15時間炊き上げた豚骨で構成する「らーめん鰹」のスープは濃密でもアッサリだからだ。

らーめん鰹　850円

『Made　in　Tokyo　らーめん　松』らーめん鰹　850円　チャーシューは豚バラで煮・焼の2種類。千住葱、小松菜ともに東京産を使用

「らーめん醤油」は、すすると口の中で踊るちぢれ麺に驚く。こちらはスープにチャーシューダレと非加熱の醤油を使用した、昭和の東京ラーメンを彷彿させる味わい。どちらもラーメンの基本を丁寧になぞり、素材の持ち味を細かく重ねた食べ飽きない1杯だ。

『Made　in　Tokyo　らーめん　松』

［住所］東京都足立区明神南2-7-28
［電話］非公開
［営業時間］11時～21時LO 、月11時～15時LO　※スープ売り切れ次第、閉店の場合あり
［休日］月
［交通］地下鉄千代田線北綾瀬駅2番出口から徒歩17分

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