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宿の客室に露天風呂が付いた宿なら、どの宿泊客も部屋から出ることがあまりないため、密になる心配もありません。そんな、今こそ選びたい宿を山形県からセレクトしました。

【かみのやま温泉】三木屋 参蒼來(さぎや さんそうらい)「和モダン日本旅館の滞在で”山形”の魅力を体感する」

写真=【華-HANA-スイート】3万5400円〜 専用玄関を設けた100平方メートルのコネクティングルーム。和趣あふれる木造りの源泉露天風呂から庭園を望める。

「山形の自然旅館」をデザインテーマに、2020年にリブランドオープンした心安らぐ宿。全15室の部屋からは日本庭園が眺められ、和情緒たっぷり。館内のすべての風呂に源泉がかけ流されている。

山形の魅力は料理にも。食事は敷地内で採れる野菜や米など″旬のみのり”が満載。夕食は地元の希少ブランド牛による「蔵王牛ステーキ会席」。赤身と脂質のバランスが絶妙な肉のうま味を、かみのやま名産であるワインや山形の地酒とともに味わいたい。滞在中の飲み物が宿泊料金に含まれる、ドリンクインクルーシブプランがあるのもうれしい。

〈温泉DATA〉
【泉質】ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉
【効能】筋肉痛、腰痛、リウマチなど
【大浴場・露天風呂・客室風呂】温泉(かけ流し)

〈基本情報〉
【住所】山形県上山市高松283
【アクセス】電車/JR山形新幹線かみのやま温泉駅より車で約5分 車/東北中央自動車道かみのやま温泉ICより国道458号経由で約5分、または山形上山ICより約10分
【駐車場】30台

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【露天風呂付き客室】(全3室)
[平日・休日]2万8750円〜
[休前日]2万6500円〜
※1泊2食付き/税・サ込

【一般客室】
[平日・休日]2万500円~
[休前日] 2万6500円~
※特別日(GW、お盆など)は要問い合わせ

https://www.sansorai.com/

【赤湯温泉】櫻湯 山茱萸(さんしゅゆ)「傷を治した逸話のある名湯を客室露天風呂で存分に」

写真=すべての客室が3間からなる広々空間。全室が独立した離れなので、おこもり滞在に最適。

山形県の南端に位置し、開湯920年以上の歴史を誇る赤湯温泉。かつては羽州街道の宿場町として栄え、江戸時代には御殿場として歴代の米沢藩主に愛された場所でもある。当時の面影を伝えるような土壁のある宿は、門構えから風情たっぷり。門前には宿名にもなっている山茱萸(さんしゅゆ)が植えられ、ゲストを出迎える。館内にはギャラリーや大広間、マッサージチェアのあるライブラリなど、多彩な施設も用意されている。

和モダンの空間が広がる客室は、「和みの私邸」をコンセプトにした全7室。主室、寝室、リビングの3間と充分な広さに加えて、庭園もある。専用露天風呂は庭園の一角に備えられており、まさに私邸気分で滞在し、歴史ある名湯を満喫できる。

館内には大浴場もあるので、こちらも入ってみたい。泡風呂の露天風呂は源泉かけ流しだ。部屋でいただく夕食は、ブランド牛をはじめ、食材の宝庫と言われる山形の旬の味覚がずらりと並ぶ懐石料理。「旬」との出会いを大事に、月替わりでさまざまなメニューが並ぶ。

〈温泉DATA〉
【泉質】含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
【効能】皮膚病、婦人病、きりきずなど
【露天風呂・客室風呂】温泉(源泉かけ流し)
【大浴場】温泉(循環式)

〈基本情報〉
【住所】山形県南陽市赤湯740
【アクセス】電車/JR奥羽本線ほか赤湯駅よりタクシーで約5分 車/東北中央自動車道南陽高畠ICより国道13号経由で約3分
【駐車場】7台

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【露天風呂付き客室】(全7室)
[平日・休日]3万8650円〜
[休前日]4万5250円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※特別日(GW、お盆など)は要問い合わせ

http://sansyuyu.jp

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