日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★☆☆☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:ハッサク
ハッサクはミカン科に属する、サクサクした食感とさわやかな酸味が特徴のかんきつ類です。和歌山県が代表的な産地で、全国生産量の6割以上を占めています。
八朔という言葉は、もともと八月朔日(はちがつさくじつ)が略されたもので、旧暦の8月1日(現代の8月下旬~9月頃)のことです。
ハッサクは江戸時代、広島県の恵日山浄土寺で発見された果物と言われていて、当時の寺の住職がその実を見て「八朔頃には食べられるだろう」と言ったため、ハッサクと呼ばれるようになったというのが名前の由来と言われています。
ただし、ハッサクの本当の旬は1月中旬から4月下旬で、八朔頃にはまだ実は食べられるほどに大きくはなっていません。