猪に鹿、そして穴熊も! 里山ならではのジビエ鍋を味わう、食の冒険
界といえばその土地ならではの食材や食文化を取り入れた特別会席料理も自慢のひとつ。界 由布院で味わえるのは野山の恵みを堪能するジビエ料理。先付は猪と椎茸の最中パテ。かぼすドレッシングをかけたクレソンサラダとともに食すと爽やかな味わいに。また八寸、お造り、酢の物を大分特産の竹をあしらった宝楽盛りが。酒飲みにとってはちょこちょこつまめるこの宝楽盛りが非常にうれしい。
メインは山のももんじ鍋。こちらは猪、鹿、穴熊、そして牛を木の実たれ、太白ごま油フルーツ甘煮、かぼすおろし、黄身醤油などのそれぞれにあったたれでいただく。
穴熊って食べられるの?と恐る恐る脂がたっぷりの赤肉を口にしてみたが、今までに食べたことのあるどの肉とも違った濃厚さだった。滋養たっぷりで内から力がふつふつとわいてくる感じ。山の力だ。朝食は棚田を眺めながら野菜や豚の角煮の炭火焼きを楽しむ。界 由布院では洋食も選べ、こちらはベーコンやソーセージを炭火でこんがりと焼く。
朝風呂と朝食で英気を養ったところで、次の目的地、阿蘇へと出発。