GWに都内で自然を感じるならココ! 採れたて有機野菜と緑に囲まれた景観が楽しめるカフェ「野菜倶楽部 oto no ha Cafe(オトノハカフェ)」

緑に囲まれた「野菜倶楽部 oto no ha Cafe(オトノハカフェ)」

コテージのようなテラス席で夜のバーベキュー カフェにはテラス席があり、GW明けを目安にバーベキューの開始を予定しています(4500円/夜のみ/予約制)。東京の中心部とは思えないほど緑を感じられるテラス席が16席あり、新鮮…

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「野菜倶楽部 oto no ha Cafe(オトノハカフェ)」は、緑豊かな高台にある有機野菜を使った料理が評判のカフェです。森のような庭園で初夏に舞う蛍が有名な「ホテル椿山荘」に隣接し、落ち着いた雰囲気の街並みに溶け込んだ瀟洒な建物の店内は、大きな窓から木々を眺められ、都会にいることを忘れてしまうような心地よい空間となっています。ランチメニューや行楽シーズンにおすすめの楽しみ方など開店10周年を迎える人気カフェの魅力をご紹介します。

緑に囲まれた「野菜倶楽部 oto no ha Cafe(オトノハカフェ)」

産地直送の有機野菜を使ったランチやスイーツも

「野菜倶楽部 oto no ha Cafe」は、2013年5月にオープン。地下鉄有楽町線「江戸川橋駅」から目白坂下通りを上がり徒歩10分ほどの場所にあり、地下鉄副都心線「雑司が谷駅」、都電荒川線「鬼子母神前駅」などアクセス手段も豊富です。

街路樹が美しい目白通りを挟んだ真向かいには、丹下健三が設計した荘厳な建築が美しい「東京カテドラル聖マリア大聖堂」があり、近くには、神田川沿いの肥後細川庭園や永青文庫など、散策しながら新緑の景観を楽しめるエリアに位置して、休憩するのにも最適なスポットです。敷地内には、ガーデニング用品や草花の苗などが買える「グリーンショップ音ノ葉」があります。

都会とは思えない避暑地のような雰囲気

カフェでは、”おいしくて安全なもの”をコンセプトに、雄大な富士山を望む静岡県富士市の直営農場「オトワファーム」で育てられた農薬や化学肥料を一切使わない野菜を使った料理やスイーツを味わえます。 

直営農場「オトワファーム」で育てられた農薬や化学肥料を一切使わない野菜を使用した料理が楽しめます

ランチの人気メニューにはハンバーグや、期間限定の有機キウイフルーツを使ったタコライスがありますが、中でもおススメしたいのは、「チョップドサラダ サウザンドレッシング」(1800円、スープ、ドリンク付)です。野菜のほかエビや生ハム、アボカドなど一皿に10種類ほどの食材が入っているご馳走サラダ。ドレッシングは、旬の野菜を使用した野菜ドレッシングとサウザンドレッシングの2つの味が楽しめます。

「チョップドサラダ サウザンドレッシング」(ランチ/1800円、スープ、ドリンク付)
「旬野菜とチキンのグリーンカレー」(ランチ/1700円、スープ、ドリンク付)ランチにはカレーもあります

クローズタイムがないので、オーガニックコーヒーなどのドリンクや、旬のフルーツを使ったゼリーやタルトなどヘルシーなスイーツは何時に来ても楽しめるのは嬉しいですね。

「フレンチトースト」(ブレックファースト/1800円、スープ、ドリンク付)素敵な1日が始まりそうなブレックファースト
「キウイといちごのゼリー」(900円) ヘルシーなスイーツも心地よい空間で味わえます

料理長おすすめの料理は、「本日のスープ」(700円/夜メニュー)で、客のリピート率も高いそうです。直営農場があるからこそできる、有機野菜を贅沢に使用したポタージュスープです。

野菜は週に2回のペースで約15種類ほどカフェに届き、店内でも購入することができます。取材時には、キャベツや大きな筍がありました。安心・安全の食事を求めて、子供連れの家族も多いそうです。

店内に陳列された「オトワファーム」の有機野菜
春らしい大きな筍も
明るい陽射しが入るカフェ店内
大きな窓からは風に揺れる緑が望めます

コテージのようなテラス席で夜のバーベキュー

カフェにはテラス席があり、GW明けを目安にバーベキューの開始を予定しています(4500円/夜のみ/予約制)。東京の中心部とは思えないほど緑を感じられるテラス席が16席あり、新鮮な野菜と牛や豚などのお肉をメインとしたバーベキューが楽しめます。

ペットOKなテラス席

テラス席は、ペットも可。遠出をしなくても行楽地に来たような開放的でゆったりとした雰囲気のカフェは、GWや連休の穴場と言えそうです。

食材ロスを出さないよう不揃いの野菜も丁寧に調理

「オトワファーム」は、「おいしい野菜で人に喜んでいただきたい」をモットーに、農薬も化学肥料も使わずに自然と共生しながら野菜を育てています。

雄大な富士山を望む「富士川」のほとりにあるため、土をいくら掘り起こしても小石があり、根菜などは形よく育つものばかりではないそうです。規格外の野菜は農家によって、廃棄せざる得ない状況があるようですが、オトノハカフェではそういった野菜も丁寧に調理をして、食材ロスを出さない工夫をしています。そういった取り組みひとつひとつが、カフェの居心地の良さに繋がっているのかも知れません。

動物写真家・小原玲さんの写真集やTシャツを販売

カフェの一角では、「アザラシの赤ちゃん」や「シマエナガ」など愛らしい動物をカメラに収めてきた動物写真家・小原玲さん(1961~2021年)の写真集と、「アザラシの赤ちゃん」や「シマエナガ」の写真をプリントしたTシャツを販売しています。カフェは、動物の生態に寄り沿ったカメラマンと、自然と向き合い野菜を育てる農家さん、野菜の個性を大切に活かす料理人の共通する温かさのようなものが感じられる空間となっています。

動物写真家・小原玲さんの写真集と、「アザラシの赤ちゃん」や「シマエナガ」の写真をプリントしたTシャツを販売

【野菜倶楽部 oto no ha cafe(オトノハカフェ)】

[住所]東京都文京区関口2-11-31
[営業時間]ブレックファースト/9時30分〜11時(LO10時45分)、ランチ/11時〜14時30分(LO14時30分)、カフェ/14時30分〜17時(LO16時45分)、ディナータイム/17時〜21時(LO20時)、テイクアウト11時〜17時
[定休日]月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
[問い合わせ]03-3942-1077(9時30分〜21時)
[交通]地下鉄有楽町線江戸川橋駅1a出口から徒歩10分

文/大島あずさ

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